見出し画像

達人にでもなるのを待ってから戦場に出るつもりか?

ベルセルクを読んだことはないが、
Twitterでこのコマの画像をよく見るうちに
ふとした瞬間にガッツさんのあのセリフが脳裏に浮かぶ構造になっていた。

やりたいことを実行しようとして進捗が進まないとき、ふと彼は眉間の裏側あたりにやってくる。
心底呆れたように「〜気の長げェ話だな。」と。語りかけるのだ。

もっともらしいアオリを受けて進捗が進むこともあれば、意地でもマイペースを貫くこともある。
私の場合どちらかというと後者のケースが多い。

やりたいことのそのほとんどが
最初からうまくいくことはない。
頭では理解していても、現状の中でなんとかベストを尽くしたい。
そのために戦場に出る装備を整えようとするし、
ならばスキームをどうする?
戦略を練らなければ。
といった具合に、工程は細分化され遅々として進まない。
実際大切な工程であることは確かだけど、そのひとつひとつに慎重になってしまうのだ。
もっと良くならないものかと、ネットかじりの良し悪しや是非の判断材料をどこか頼りなく思いつつ、なんとか足場の一歩一歩の石橋を小刻みに2×4材で叩いているイメージ。重い。
けれどその一歩一歩が嫌いじゃない。
頼りなさはそうした実践を経て補うのみだ。

当然ときに消耗するし、表現し難いジレンマも感じることもあるので、そんなときは
眉間裏のアオリ文句に調子良く乗っかり、あわよくばスキームを景気良くスキップしたくなる。

こんな感じをきっと何度も繰り返して一貫性もなく創作は続く。
できることできるレベルでコツコツと。

抽象的な内容になったけど、いつか誰かに通じたらいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?