相場全貌

雇用統計の結果は市場予想を大きく上回り、本来的には利下げ時期後退→ドル高株安となるのがセオリー

ただ、市場の反応は逆で株価は反発し、為替も発表直後は素直にドルが上げたものの、引けにかけては上げた分を戻して行ってこい
結果、長い上ヒゲを付けてクローズしている

この反応には疑問だが、株価は先週ずっと下げていたことから雇用統計の結果を受けて（結果に関係なく）反発している模様

為替は難しく、週明けから市場の見方が冷静に判断する様になれば、再びドル高となる可能性は高いもののチャートはトップを付けた可能性

ドルストが難しいのでクロスに目を向けるとオセアニアが強い
コモディティが強いのが背景か
買い側の通貨をAUDで考えるのはあり

前述のように商品は強く、ゴールドは続伸
原油も強くこのまま上に行ってしまう可能性も否定できず、そうなればインフレは収まることなく結局金利の高止まりとなるか

ビットコインは高値圏でのもみ合いとなっている
方向感がないものの長期目線は上なので押し目買い狙い

今週は特に大きな経済指標はないものの、10日(水)にRBNZの政策金利と米CPI、翌日木曜日にECBの政策金利と米PPIが注目

本日、雇用統計の結果から動きがあれば短期的にはトレンドが発生する可能性も見ておきたい

ドルインデックス

105.00まで急上昇したところで反応しダブルトップを形成か？
雇用統計次第

通貨強弱

○短期

コモディティ高でオセアニア強い
円は相変わらず弱い

○日足

2024.04.08　
オージー＞ドル＞ユーロ＞　カナダ＞ポンド＞キウイ＞円＞スイス　

IMMポジション

円は売りがさらに増加
豪ドルは史上最高レベルに売りが積みあがっている
カナダ、スイスも同様
つまりドルが強い

相場分析

USDJPY

150.80−152.00の狭いレンジが二週間続いてどちらにも動けなくなっている

高値揉み合いはさらなる上昇の合図なので、いずれは上に抜けると考えているもののバリア系のオプションが152円の直上に控えているため、そう簡単に抜けることはない

また、抜けても当局の介入がいつ入るか分からず簡単には手を出せない

やはり下げたところを押し目で買って、152円近くで売るといったオペレーションがワークしそうだが、スイングではなかなか難しい

大きく落ちるまでは様子見

EURUSD

ユーロドルは日足レベルの下落トレンドを継続
現在の1.0835で下は1.0700を抜ければトレンド継続となるが、1.1000を抜ければトレンドに方向感がなくなる状態

どちらに抜けるかで方向感が決まるが基本的にはトレンド方向の下目線

ただ、4時間足レベルでは下落トレンドを否定したところなので手を出せず、このトレンドが転換すれば売り参戦がメインシナリオ

トレンド転換せずに1.1000を抜けたらトレンドレスとなり様子見

GBPUSD

ポンドドルは日足レベルの下落トレンドを継続

4時間足レベルではヒゲで高値を抜けたためトレンド反転だが、日足のmaが下向きで頭を押さえているため目線は下

4時間足レベルのmaを再度下抜ければショート参戦
ターゲットは1.2500で、抜けてくるようだとサポートらしいラインがないため引っ張りたい

上は1.2800を抜けると目線をフラットにして様子見

AUDUSD

AUDUSDは日足レベルでは上昇トレンド（というより上昇チャネル）を形成
他の通貨より若干強いものの方向感がない

このチャネルを下抜けるようだとショートを狙っていきたい形状だが、崩れるまでは売れず様子見かチャネル下限でのロングがメインのシナリオ

無理して買う必要もないため方向感が出てくるまでは様子見

保有ポジション

【短期保有ポジション】
2024.04.06　NZDUSD 売り　@0.5995　stop:0.6550　limit:フリー

【中長期ポジション】
2024.03.18　日経平均　買い　@39,300　stop:36,500
2024.03.20　ビットコイン　買い　@9,500,000

監視通貨ペア

(GBPUSD)

上記参照
ショート狙い

(USDCHF)

高値圏での揉み合いの中、４時間足MAに絡んだ値動きが続いている

４時間足レベルでの短期的な下げを狙ったショート狙い

(GBPAUD)

日足レベルの高値揉み合いからの下方ブレイク狙い
1.9180を明確に割れれば走りそうで、ショートを狙いたい

(NZDCAD)

日足レベルの戻り売り狙い
４時間足で再度下げトレンドとなれば売りたい

(EURCHF)

日足以上のトレンドラインまで上昇して反転
ターゲットのパリティまでもう少しだったが再度押し目を形成

地政学リスクもあるためここからの反落も注意するべきなので建値まで戻ってきたのでいったん決済しスクエアに

再度上昇となるか様子見