2024.04.30 相場展望

相場全貌

日本市場が休場の中、介入と思われる動きでクロス円は下落
介入前には先週末の日銀で植田総裁の円安容認コメントともとれる発言から円売りが加速し160.00を付けたところで反転
154.50近辺で反発して折り返したところを再度押し下げる動きがあり、現水準は156.30近辺となっている

介入が入ったことで160.00はしばらく意識されることになるものの、現水準は日銀政策決定会合前の水準に戻ったにすぎず、これなら植田総裁の発言次第で反転させれたようにも思うため、タイミングを見計らったというよりも以前から160.00は何が何でも介入と決めていたように感じる

とはいえ、私が当局ならこのまま終わらせることはなく、今後反発すれば入る動きを(ゆるされるなら)入って、せめて152.00を割るところまでは押し下げたいところ

ただ、こればかりは予想でしかないため、トレードの観点からはあくまでチャートの事実を基に組み立てたい

上記を受けても日経平均は大崩れせずに保っているっことから、円買いはあまり株価に影響しないと考えられる

影響が大きいのは円ベースのビットコイン等
これ直接影響するため、あまり高い所で買いたくない
コアポジションはしばらく持たず回転させたい

ドルインデックス

106.00で高値揉み合いも若干レンジを下抜けてきた

通貨強弱

○短期

前営業日
1週間

○日足

2024.04.28 
オージー>キウイ>ポンド>カナダ>ドル>ユーロ>スイス>  円
2024.04.27 
オージー>ドル>カナダ>キウイ>ポンド>ユーロ>スイス>  円

IMMポジション

各通貨でドル買いに偏る
特に円、オージーは過去最高水準
スイス、カナダも積みあがっている

https://imm.gradefour.net/


相場分析

USDJPY

先週末の日銀で植田総裁が、「現在の円安は物価上昇率に大きな影響を与えていない」「インフレ円尾影響は通常一時的にとどまる」との発言により円売りが加速

週明けもその流れが続き一気に5円近い上昇となり160.00を付けたところで反転

159円台をしばらくもみ合った後に一気に5円押し下げる介入と思しき動きで154.50まで下落

それからじりじりとがげ手157.00を付けたロンドン市場で再度2.5円近い下落

その後もじりじりと上げて157.00近くでNY市場でも2円近い押し下げの動き

細かく入っているかわからないが、少なくとも最初の下げは確実に介入と思われ、しばらくは160.00が確実にレジスタンスとして意識されることになる

直近の動きから、下げたところで買っている動きも読み取れるため、押し目買い勢が旺盛

当局も上げたところではドル売りで押し下げる攻防でさらなる大きな介入が、近いうちに入ると考えている

ド短期でなら下げたところで買って上がったら売るオペレーションが機能しそうだが、スイングでは非常に難しい

もう一段の下げを確認できるまでは手を出せず様子見

EURUSD

ユーロドルは1.0700のサポートを下抜け1.0600まで下落
そこから反発し1.0700のレジサポライン近辺まで上昇しレジサポ転換するかどうかのポイント

日足のMAも下向きで絡んできたことから、下げる動きがあればショートしたいチャート形状

4時間足の上昇チャネルを下に抜けられればショートを構築したい

ターゲットは1.0500近辺か
損切は直近高値

GBPUSD

ポンドドルは1.2500のサポートラインをブレイクして1.2300まで下落

その後反発し、再度1.2500を回復して1.2560近辺まで上昇している

俯瞰で見ればまだレジサポ転換して下落の可能性はあるものの、日足のMAを上抜けていることとサポートラインを突き抜けていることから短期的には目線はフラットに

ここから再度1.2500をしっかりと下抜ける動きが見られればショートがメインシナリオも、直近の動きが強いためなかなか難しい

ただ、4時間足レベルのトレンドラインはまだブレイクできておらず、このラインがレジスタンスとして機能するようなら売りたい

逆にブレイクするならトレンド転換と判断してロング狙いとなる

AUDUSD

0.6500のサポートを下抜け0.6300台まで下落した後に反発し0.6500を回復していることから反発の勢いが強く、特に他通貨と比較してもオージーは強い

週足レベルでもペナントを形成していることから、上に抜ける可能性も否定できす

0.6700手前の前回高値を抜けてくるようなら、週足レベルでも上昇となる可能性が見えてくるため目線は上に転換

ただ、現レベルはまだ下落トレンドが崩れておらず、ただ短い時間足では反転していることから目線はフラット

再度日足のMAを下抜ける動きがあればショートしても良いが、どちらかといえば上目線

保有ポジション

【短期保有ポジション】
2024.04.23 CADCHF 買い @0.6655 stop:0.6550 limit:0.6800
→0.6665 +10
2024.04.25 AUDCHF 買い @0.5945 stop:0.5890 limit:0.6000
→0.6000 +55

【中長期ポジション】
2024.03.18 日経平均 買い @39,300 stop:36,500
2024.03.20 ビットコイン 買い @9,500,000
→10,000,000でスクエア

監視通貨ペア

(EURUSD)

上記参照 ショート狙い

(NZDUSD)

日足のMAを上に抜けてきたため目線を転換しロング狙い
0.6000をブレイクできるかがポイントとなる

ターゲットは日足の下降トレンドラインまで

(USDCAD)

4時間足で下降トレンドラインをブレイクできればロング狙い
レジサポ転換もするので非常に良い

(USDCHF)

ダブルトップ?
反転するようなら短期ショート狙い

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