2024.04.22 相場展望

相場全貌

先週は月曜日に153.50ノレジスタンスを突破し大きく上昇し155.00手前まで続伸

さすがに155.00の巨大なバリアオプションの影響で膠着し高値揉み合いに

金曜日にイスラエルがイランを攻撃したとの報道で一時153.60まで下落したもののすぐに反発して結局154.60でクローズとなっている

IMMポジションは過去最大近くまで円が売られている状況で、巻き返しは強烈になりそうではあるものの下げる気配がない

利下げ観測も後退し、場合によっては利上げの議論もされていることから強い状態は継続

株価は1週間を通して下落
日経平均は2,000円近い下落となり、一時36,000円台に突っ込むも最終的には先物で37,000円台を回復しクローズとなっている

中東情勢に加え、半導体関連の決算が予想より悪かったことを受けて、これ真の上昇が強かったことから反落も大きかったことが一番の要因

テクニカル的には現水準は以前の高値で反発していることから、下げ止まり水準ではあるものの注意は必要

ビットコインも調整しており、9,200,000円をサポートにレンジ
現在は10,000,000円前後での値動き
こちらは半減期が間近のため、大きく上昇する可能性も考えられる

今週は日銀とPCEデフレーターが発表される金曜日が大きな山場か

ドルインデックス

106.00で高値揉み合い

通貨強弱

○短期

前日
1週間

中東情勢の報道で振れる場面はあるものの、大きな変化はなく横ばい
ポンドは金曜日に弱かったのは小売りが異様に弱かったことが原因

○日足

2024.04.22 
ドル>スイス>カナダ>ユーロ>  円>キウイ>オージー>ポンド

IMMポジション

円は売りがさらに増加
スイス、カナダも売られる
豪ドルは史上最高レベルに売りが積みあがっているが巻き返しの兆しも


相場分析

USDJPY

先週152.00のレジスタンスをブレイクし154.80まで上昇

金曜日には中東情勢から瞬間153.50まで下げる場面があったものの、すぐに値を戻して高値近辺へ

155.00には巨大なバリアオプションがあるため高値を抜けることは容易ではなく、ドル円は基本154.00-155.00のレンジと考える

ただ、155.00を抜けるのは時間の問題で、何かの拍子でブレイクすることと、いつでの日銀の介入が入る状況であることは頭に入れておきたい

EURUSD

日足の重要なレジスタンスだった1.0700をブレイクして1.0600まで下落
その後、反発してレジサポ転換を確認して1.0600-1.0700のレンジに

金曜日には中東情勢によるリスクオフで強く下げる場面もあったが、1.0600では買い戻されていることからこのラインの強さを確認した形に

基本目線は下も、しばらくは1.0600がレジスタンスとなりそう

日足レベルの平行チャネル下限までは下げ余地があるものの、
日足のMAがまだ乖離しているため、絡んでくるまでしばらくは調整必要か

GBPUSD

ポンドドルは昨年末からのレンジ下限である1.2500を下抜け下げ足を加速
短い時間足で1.2400をレジスタンスに揉み合っていたが金曜日には小売りの指標が市場予想を大きく下回って下落し1.2365でクローズ

目線は下で、1.2400までの戻りがあれば売りを狙いたい

ターゲットは1.2200で、損切は1.2500

日足のMAとは乖離しているので、どこかで大きな戻りがあるかもしれないが、買いはなく、上がったところでは売りたい

AUDUSD

日足レベルの安値だった0.6450をブレイク

レジサポ転換を確認しての下落となり、金曜日には中東情勢の報道により一時0.6360レベルまで下げたものの引けにかけて戻し0.6415近辺でクローズとなっている

チャートからは下目線も直近の下げが強烈だったことから勢いが続くかどうか
ダウ的には日足での下落トレンドが確定しているため目線は下も、4時間足では0.6450を越えてくるようだと一旦下げ止まりの形となる

日足トレンドでは0.6300が直近のターゲットとなる
損切は本来なら0.6500を越えるまでは耐えたいところだが、近めに設定し0.6450

切られても再度反転する様なら再エントリーしたい

保有ポジション

【短期保有ポジション】
2024.04.17 NZDCAD 売り @0.8150 stop:0.8175 limit:フリー
2024.04.17 AUDNZD 売り @1.01875 stop:1.0925 limit:フリー
2024.04.19 EURUSD 売り @1.0620 stop:1.0700 limit:フリー
2024.04.19 AUDUSD 売り @0.6380 stop:0.6470 limit:フリー

【中長期ポジション】
2024.03.18 日経平均 買い @39,300 stop:36,500
2024.03.20 ビットコイン 買い @9,500,000

監視通貨ペア

(GBPUSD)

上記参照
戻りを狙ったショート

(EURGBP)

週足レベルのトレンドライをブレイク
直近のレンジも大陽線でブレイクしているため強い
0.8600を実体でに上抜ければロング狙い

(GBPNZD)

日足でレジサポ転換しているため、基本的には上目線も2.1200でダブルトップを形成

サイドサポートを割り込めば下げ足を速める可能性もあるが、サポートラインで反発した場合は素直に買いたい

(GBPCHF)

金曜日に中東情勢の報道で長い下ヒゲを付け、38.2%戻しをほぼ達成
その後反発したものの、結局サポートされていた1.1300でレジサポ転換して下落し弱い状態

1.1350を背にショート狙い
ターゲットは1.120割れ

(AUDCHF)

短期では0.5860の重要サポートを下抜けたことで目線は下
ショート狙いだったが、中東情勢の報道でターゲットまで一瞬で下げた後に反発

ここからは再度下落を狙ってショートするか、ターゲット到達でポジションが解消されたため、再度上昇に切り返すかのポイント

短期の4Hトレンドラインと0.5860をブレイクできれば、目線を上に転換
それまでは下目線

(EURCHF)

中東情勢の報道で大幅に下げたことで下落ターゲットを達成

ここからは再度メイントレンドの上に回帰できるかがポイント

中長期で上と見ているので、ショートは考えずロングで入れるかを検討

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