2024.05.06 相場展望
相場全貌
先週のマーケットで最も意識されたのは円介入によるドル円クロス円の動き
160.00に到達したところで介入により155.00まで押し下げたものの、下げたところでは買い勢力が入ってすぐに158円台まで買い戻されるが、FOMCがハト派であったことに加え再度介入と思しき強い売りが入り一気に153.00水準まで下落
ここでも再度買いが入り、すぐに156円台まで上昇するもそこからは断続的に売りが入りとどめは雇用統計とISMが悪い数字となってドル安方向に動きとうとう神田シーリングと呼ばれていた152.00を付ける展開に
引けにかけては153円付近まで反発してクローズとなっている。
152円は相当強いレジサポであるため、ここを一気に抜けるという事は難しそうなため、一旦はこの水準でレジサポ転換して反転しそうなチャート形状
ただ、160円を再度上抜けるかというと、この水準が新たな重要サポートとなる可能性が高く当面は152.00-160.00のレンジか
ただ、買いて見ていた投資家の目線がひっくり返っている場合、あっさりと152.00を割る可能性は低くはないと思っており抜けるなら下か
円に限らずドルストは反転の可能性に注意しながらも、基本目線はドル買いと考える
株価指数はチャートが反転形状となっているが、FOMCと雇用統計の結果から反発しているため、ここから再度上昇トレンドに回帰できるかに注目
5月はセルインメイで売られるのでまだ回復は難しいが、以前よりも相場のアノマリーが前倒しになっているようにも感じられるため反転する可能性もあると考えている
商品関連も売られており、ゴールドもトップアウトの形状
原油に至っては一時88ドルまで買われていたが、80ドルを割り込み78ドルまで下落
ビットコインも10,000,000円を回復できずにクローズとなっており、まだ上目線に転換できず
今週は特に大きな材料も出ないが、難しい相場は続きそうなので無理せず新たな相場が出るまではあまり大きく張らずに待つ姿勢で挑みたい
ドルインデックス
105.00のサポートを割り込み104.50まで下落するも長い下ヒゲとなって105.00近辺でクローズ
サポートされた形となるためここから反転となるか
通貨強弱
○短期
○日足
2024.05.06
オージー>キウイ>円> スイス>ユーロ>ポンド>ドル>カナダ
IMMポジション
各通貨でドル買いに偏る
特に円、オージーは過去最高水準
スイス、カナダも積みあがっている
相場分析
USDJPY
先週は月曜日に160円を付けたところで介入が入り大きく調整し155円割れまで下落
その後、下げたところで買いたい勢力が多数いたことで158円まで再度上昇するも断続的に介入と思われる売りが入って下落
金曜日の雇用統計が弱かったことでドルの下落に伴い、節目となる152円割れを見たところで若干反発し153.00手前でのクローズとなっている
急騰前に介入期待で売っていた勢力は160円を付けたところではほとんど切らされており、高値で買っていた短期勢は介入でロスカットとなったと伺える
この動きに乗っているショート勢が残っているくらいで短期のポジションは綺麗になっていると考えられるため、素直に買うよりまだ介入が入って下げると考えて様子見する方が良さそう
今回は完全に日銀が勝った動きだが、金利差によるドル買いは確実に入ってくるため賞味期限がどの程度になるか
トレンドが変わったとは思えず、152円で綺麗にサポートされればここから買っていきたい
EURUSD
1.0700の節目を割れて1.0600まで下落
その後、反発の動きとなり、1.0700近辺でのレンジとなっていたが雇用統計で一気にドル売りユーロがいるとなって1.0810まで上昇
引けにかけては利食いも入って1.0765まで下げてクローズとなっている
短期的には下げトレンドであったが、日足のMAを雇用統計で上抜いてきたことから4時間足の目線は一気にフラットに
日足で見るとまだ下降チャネル内での動きのため目線は下
ショート狙い継続も再度1.0700を割って欲しいところ
ショート狙いだが、1.0800に載せてくるようならショートは一旦様子見
GBPUSD
1.2500近辺のレジサポ帯で揉み合っていたが、雇用統計により上昇して1.2600をつけたものの引けにかけては下落に転じ1.2550でのクローズとなっている
長い上ヒゲを啓示したことで反転の可能性が高くショート狙いがファーストチョイスも、ここから1.2500をサポートとしての上昇となれば反転の可能性も否定できず
方向感のない動きが続いているものの、短期で攻めるなら売りたい
ターゲットは前回安値割れ
ストップは直近高値越え
AUDUSD
日足レベルでレンジ下限の0.6500を明確に下抜けたが、0.6360まで下落した所が底となり反発
再度レンジ上限の0.6650まで上昇したことで目線は完全にフラット
買いの勢いが強いため、どちらかと言えばロング狙いか
株価も反転していることから短期的には買いが優勢も、セルインメイの5月でこの動きが続くとも思えない
どこかで反落してくるところがあると考えられるため、無理して売買する必要はない
保有ポジション
【短期保有ポジション】
2024.05.01 EURUSD ショート @1.0680 limit:1.0530 stop:1.07602024.05.01 NZDUSD ショート @0.5920 limit:0.5810 stop:0.6000
→0.6000 -802024.05.01 USDCAD ロング @1.3730 limit:1.3895 stop1.3625
→1.3625 -105
2024.05.03 EURCHF ロング @0.9735 limit0.9950 stop0.9650
【中長期ポジション】
2024.03.18 日経平均 買い @39,300 stop:36,500
監視通貨ペア
(USDJPY/GBPUSD)
上記参照
(USDCAD)
いったん切らされたもののサポートされて反発し包み足でクローズしていることから買い目線
再度ロング狙いも、日足のMAがレジストする可能性があるのでブレイクしたら買いたい
(CADCHF)
日足はダブルトップの形
4時間足でも高値圏の揉み合いをして抜けておりショート狙い
長いひたヒゲ絵お付けた辺りまでの下落は見ておきたい
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