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そうだ、クラフトビールを飲もう / 2019春

5月末で色々ありながら19年勤めた広告業界を卒業し、6月からベンチャーキャピタルで働き始めました。退職エントリは下書きまで何度か書いたけど、あえてそれを発信する必要はないと判断し、公開しないことにしました。そんな自分の身の回りに大きな変化のあった2019年の春。そんな日々に飲んだ面白かったクラフトビールを脈略なくいくつか紹介します。

まずは今、まさにニュースを賑わせている香港からのクラフトビール。家の近所に渋いチョイスのクラフトビールを置いているワインショップを発見しましたが、そこで出会った1本です。鬼佬(gweilo)とは調べてみると中国語のスラングで西洋人という意味だそうです。これはビールの名前ではなく醸造所の名前(Gweilo Beer)のようです。商品名は普通にAMERICAN IPA。シンプル。

ビール自体も香港に住むいわゆる中国人が作っているのではなく、白人(まさにgweilo)3人組が香港で作っているとのことで、期待していましたが味の方はいたって普通でした。教科書通りというのか普通に美味しいけど、特徴のない無難なものでした。

つづいて、このnoteでも何度かとりあげている大好き「うちゅうビール」さんのSIRIUS。IPAです。自分がnoteで紹介したから!では決してないと思いますが、ますます大人気のうちゅうビールさん、新作が入荷しても公式サイトから発注して手に入れるのは運がよくなきゃ難しい状態です。しかし、ラッキーなことに上述の近所のワインショップに入荷していたので、速攻2本購入。

味の方は「おもしろい」でした。自分の好みのIPAかと言われると、正直、タイプではありませんでした。でも、明らかにチャレンジングでクウォリティが高いことは分かる味でした。分かりやすく言うならば、誰もが振り返る美人であることは間違いないけれど、自分のタイプかと言われると違うかなと言うような。サイトにあった「フェス用のビールのため、心地よい苦味そしてドリンカブルさも!オレンジグレフルキャンディアーンドちょいマンゴーライチー」という説明がドンズバ過ぎ。

http://uchubrewing.com/1548/

続いて、こちらも大好きBREWDOG様のPARADOX ISLAYというビール。ジャンルはWhisky Cask Aged Imperial Stout。こいつは強烈でした。

前職の上司がクラフトビール好きの自分のために、なんとBREWDOG JAPANに最近転職されたという友人を紹介してくださり、いっしょにBREWDOG ROPPONGIで飲むというBREWDOG好きとしては夢のようなお相伴にあずかりました。ポケットのカギにつけたBREWDOGキーホルダーの自慢から始まりBREWDOG愛を語り尽くした幸せな夜でした。

そこでその方が、本数は相当少ないんですがと紹介してくれたのがこちらの1本。ジャンル名からも分かるように、ウイスキーの聖地ISLAY(アイラ島)で長年ウイスキーを熟成させてきたタルで寝かせたImperial Stout。この日は5人で飲んでいましたが、誰もが「これビールなの!?」と驚く一発でした。アルコール度数は14%とありますが、明らかにそれ以上の印象。スモーキーでコーヒーやチョコレートを感じさせる濃い目の真っ黒の液体をチビチビやる感じ。1本の瓶を5人で分けて飲むだけで、満足な量でした。BREWDOGの貫禄を見ました。

最後はこちら。先日、BREWDOGから大量のビールを輸入した際に購入した中の1本。Ninja VS Unicornという名前とぶっとんでるジャケットで、まさにジャケ買いした1本。結論からいうと、これまた味はいたって普通でした。基本、クラフトビールをロックンロールと同義語だと認識している自分にとっては、ジャケットデザインやネーミングセンスは購入の際の大変重要な要素なのですが、、、最近、外すことが多いです。(それもまたジャケ買いの醍醐味!)

でも、Ninja VS Unicornなら、もっとむちゃくちゃして欲しかった!というのが正直なところ。「なんじゃこれ、飲めねえ!」レベルのものを期待していたけど、、、いたって普通でした。でも、このPIPEWORKS BREWINGさんのジャケットセンスはホントにイケてます。きっと、また違うビールに出会ったら間違いなく手にとってしまうでしょう。どんだけ数あるんだ?という感じですが下記のサイトに過去に出したビールのジャケットが集まっているので良かったら見てください。B級のメロコアバンド感満載で、ぶっちゃけ全部飲んでみたいです。見た目、大事。


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