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ビール好きのクリスマスシーズンの過ごし方

昨日のnoteは久々の更新でしたが、読んでくださる方がいて何らかの反応をいただけると、とてもうれしいものですね。それを励みに日々たくさん書かないとなと思いました。

さて、前回のnoteでは「日本はクラフトビール後進国」と題して、いまいち盛り上がりきらない日本のクラフトビール文化を憂いてみましたが、じゃあ、イギリスのクラフトビール文化はどうだったのかを振り返っておくことは、日本のクラフトビール文化発展の何らかのヒントになるのではないか?と思いました。

イギリスはスコットランド発のクラフトビールメーカーの雄「Brewdog」のお膝元で、自分がクラフトビールにはまったきっかけも「Brewdog」で、味もさることながらビールや店舗など「Brewdog」のデザインに惚れ込んでいるため、振り返りは「Brewdog」要素濃いめになるかと思いますが、ご了承ください。

さて、もうすぐ12月。イギリスに住んでいた去年の今頃はとてもハッピーな贈り物が届き、子どものように(子どもはビール飲めないけど)ワクワクしていました。それが上の写真のビールのアドベントカレンダーです。

アドベントカレンダー自体がまだ日本ではあまり馴染みがないかも知れません。分かりやすく言うとクリスマスまでの日めくりカレンダーです。だいたい12月1日から12月25日までが表示されていて、各1日ごとが小箱のようになっています。開けるとチョコレートなどのお菓子が入っていて1日1つずつ開けるのを楽しみにしながらクリスマスを待つ仕組みです。

このビールのアドベントカレンダーも基本は同じ仕組みです。写真ではちょっと見にくいですが上の方に「8、9、16、17、、、」と数字が見えますが、例えば12月8日だったらペリペリっと8のところのフタをめくります。すると、その日の一本が入っているという仕組みです。毎日、何が入っているか楽しみで、ついつい翌日のも気になって開けちゃいたくなります。このビールバージョンのアドベントカレンダーは最近のイギリスではだいぶメジャーなようで、クラフトビールでターゲッティングされている自分の広告フィードには、11月ごろにはたくさんの広告が表示されていました。

多いのが、クラフトビール専門の通販サイトなどがお店で扱っているいろいろなブランドの商品を混ぜて(日本で言うと福袋にちかいですね)箱詰めするパターン。自分はここでもやはり「Brewdog」のアドベントビアカレンダーを買ってしまいました。Brewdogのレギュラービール、レアビール、コラボビール、そしてBrewdog以外のブランドのビールも入っていました。

人間って自分から選択することも好きだけど、今日はこれですって与えられることも割と好きですよね。セレンディピティというのか、自分では選ばないものとの偶然の出会いも楽しいものです(それこそまさに福袋の価値?)。カレンダーの中に入っていて、パッケージもかっこよくて気に入ったのが上の写真の中瓶のビール。MAKE EARTH GREAT AGAINと書いてあって、トランプ大統領そっくりなロボットが、地球温暖化で苦しむシロクマと戦っています。強い政治的なメッセージを感じますね。

昨年の12月はこのビアカレンダーのおかげで毎日を楽しく過ごせたので、今年は日本でも・・・と思い探してみましたがやっぱり目ぼしいものは見つかりませんでした。来年は自分で作って(セレクトして)商品化してみようかな。興味ある人、いらっしゃいますか?

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