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「没個性の皮を被る」現実逃避のススメ

こんにちは。ぐみです。
全身タイツ(以下ゼンタイ)を着ている時って、なぜかとても安心感を感じるんですよね。
なぜ安心感を感じるのかちょっと考えてみました。

「大阪にあるゼンタイ屋さん」の全身タイツ着用時の自撮り
紫色はなかなか販売のない色なので、お気に入りです。

社会生活を送る自分を捨てたい私

ずばり結論。
社会生活を営む「自分」と完全に切り離せる
(厳密にはそのように錯覚できる)、
ということが安心感につながっていると思います。

全身タイツを着ると、本当に見た目が「マネキン」になります。
顔のパーツ、肌の色、ホクロの場所、髪型…
「自分」という存在を判別するための要素がほぼすべて隠され、
そこにあるのは人型の「没個性化」した物体があるのみです。
(もちろん体形は出ますので、完全なるマネキン化は難しいわけですけども…)

ゼンタイ着用を通じて一時的に
「自分」→「没個性化した物体」になれることをきっかけに
一時的に「自分」に紐づく面倒な事からも解放されているのだと思います。
もしかしたら、
私はこの解放状態に安心感を感じているのかもしれませんね。

ゼンタイを着て、社会生活を送る自分を脱ぐ。
なんだか逆説的ですね。

誰かの嗜好に刺さったら嬉しいです。

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