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NTマットカッターで初めての額装!

※2020年頃の記事ですが、2023年追記しています。
こんにちは。今回は、マットカッターの使い方のポイントを自分なりにみつけたので、次やる時用の備忘録としてここに残しておきます。このやり方が合っているのかわかりませんし、プロのやり方とはたぶん全く違います。

ペン画や水彩画などを額装する時に、ガラスと作品の間に入るマットを、好きに自分で作れたらなと思っていました。そこで、アマゾンでレビューを参考に買ったのが「NTマットカッター MAT-45P」です。マットはフジカラーのカットなしの4切の大きさ、両面の色が違うものです。

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NTマットカッターの特徴

カッターの刃は四角くて、角がそれぞれ使えます。ねじをゆるめてはずして回転させて4回ぶんです。45度角度がついているので、マットを斜めに切れます。定規に貼る滑り止めのシールもついていました。

刃をマットの厚さに合わせて出して、定規をあて、押しながら切ります。

まずは、商品の台紙に書かれた説明だけ読んでやってみましたが、力がいるし、ささくれるし、曲がるし、カッターマットも深く傷つき難しかったです。

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以下は試行錯誤して見つけたポイントです。

ダンボールをしく

アマゾンのレビューを参考にすると、下にカッターマットを敷くと、硬くて抵抗がありすぎるからダンボールが良いとありました。

高さが同じもので角を固定する

大きな作品のマットならば、定規は水平に使えます。しかし、私は2L額用の小さな額縁の中に、ポストカードサイズの絵を入れるので、定規の幅より細いマットを制作することになります。定規ががたつき、どうしても動いてしまいます。

そこで、下敷きのダンボールにマットが動かないよう固定することを思いつきました。目安の線も、合わせやすいようダンボールまで伸ばします。

ダンボールの方がマットより厚かったため、手で押してつぶして、マットと同じ高さにしました。太いマスキングテープで固定しています。
(※追記 ダンボールでは厚いので2023年には、切られるマットより薄い定規4本で四方を囲って固定しました。)

マットの裏側につけた目安に合わせ、刃の方向を確認。

カッターマットも前側の壁などに固定

ダンボールの下のカッターマットも動かないように、壁につくように置いています。カッターマットがずれると力が入れられなくなるので失敗します。

カットするコツ

一度軽くスジをつける。
目安の角のところにぐっと刃を押し込み、そのまま自分の前側に押し出すように一気に次の角まで切ります。※定規を押さえる左手には体重をかけるので、立って作業したほうが良いです。

自分のほうに刃を引くよりも、前に押し出すほうがすんなり力が入りました。ちなみに、2回以上やると、少しずつ定規がずれているのか、ささくれて失敗しました。(自分側に固定するしかけを作れたら、引く切り方でもうまくいくのかもしれません。)
※2023年 3〜4回程度刃を通して、切るようにしました。
マットの端から窓までの長さが3cmくらいあったほうが定規を固定しやすいです。2cmくらいでは定規がずれて失敗しやすいです。2Lの額にハガキサイズ程度の窓をつける感じで試しました。

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というわけで、マットができあがり、無事にアーチストテープで作品を固定し額装することができました。

ここまでくるのに3日かかりましたし、買ったマットの半分は失敗してゴミになりました。でも、練習してマットを好きにカットできるようになれば、適当な額にたくさんの窓をつけて、たくさんの絵を1枚の額に入れたり、いろいろ楽しめそうです。

カット時の固定方法は他にも、定規とマットと机をクランクのようなもので、固定してから切っている人もいたり、いろいろ方法がありそうです。

額縁屋さんに支払う金額は妥当なんだとも理解できました。大きな作品だったら、絶対に失敗できないからプロに頼もうと思います・・・。

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ミルクペイントで色を塗ったまま放置していた額縁がやっとこのように仕上がりました。

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茶色い額縁には、グレーっぽいマットを合わせてみました。



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