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本日のシアン(2023/10/30)

こんにちは。
森健太郎デザイン事務所で一番ワークマンに詳しい人です。

今日は先週の丸パクリ職人に派生する話を思案したいと思います。


あらゆるモノはジャケ買いだ

先日のシアンで「青年よ、丸っとパクれ」などとデザイン事務所にあるまじき名言を残した私ですが、丸パクリをしてみると、パクられるような商品というのはやはり優秀なプロダクトと広告戦略を持っているなぁと実感する。

詳細はお伝えできないが、丸パクリの最初の工程として、商品名とパッケージを丸パクリする作業を行っているのだが、丸パクリなのに非常に良いものが出来上がっている。丸パクリだから良いの間違いかも知れない。

とは言え、プロダクトのコアとなる技術やマーケティング戦略を丸パクリするのは至難の業だ。しかし、表面上だけでも丸パクリして良さげなものが出来上がってしまうという現象は、我々が購買する要因の大きなところは見た目の印象やファーストインプレッションによるものなのだろうと思う。

つまり、ジャケ買いだ。

本もDVDもお菓子も、実際に手に取って仕様や使い勝手を体感できる機会は限られている。現代では量販店に行かなくてもアマゾンや楽天のレビューを見て購入できる。ジャケ買いが購買の大部分を占めているということなのだろう。

最初はジャケ買いかも知れないが、実際の商品が顧客のニーズを満たすものでなければ当然、売上は伸びない。丸パクリストは顧客満足を含めて丸パクって本物となる。(何を言ってんだか)

それっぽいジャケットを作っていると、その時点で中身が作れそうな気になってくる。もっと言うと、ジャケに合わせて製品仕様を変えて設計することができるというわけだ。

ということでワークマンでサッカー用のピステを買いに行こうと思う。

ではまた!

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