僕もくすぶってるロックおじさんの背中を押したい

前回の記事で集客について「策がある」と書いた。
1つ目は「くすぶってるロックおじさん」にThe Kinotetsuのライブにゲスト参加してもらい、それを通じてライブに足を運んでもらう作戦だ。
ロックおじさんでなくても、楽器を始めたけど、披露する場がないおじさんでもいい。The Kinotetsuの音楽が嫌じゃなければ、だが(笑)

前回の記事で「音楽をやる理由は音楽を聴いたから」と書き、「音楽をやりたい」という人を探し出し、「音楽をやる人」にしなければならないと宣言した。

僕が高校生の頃、それなりの数の人たちがバンドをやるために楽器を練習したり、歌を歌ったりしていた。音楽を聴き、演奏している様子をみて、「音楽をやる人」になったはずだ。
そのころは、演奏できるようになったら文化祭など、披露する場所はそんなに探さなくても見つけることができた。
今は、ライブバーなどが希望者に演奏の場を提供するオープンマイクなど、披露する場所はあるが、一人で出るためには、一人で音楽を完成させないといけない。自分から仲間を見つけるのも大変だ。

僕が今、人前で演奏するきっかけになったのは約5年前。あるイベント向けに同郷の仲間でバンドを組むので、演奏しないか?と音楽活動をしている同郷の二人に声をかけてもらった。
その当時、音楽をやりたくてやりたくて仕方なかったけど、10年くらいライブステージにも出ていないし、これからその環境を作るのは大変だとわかっていたので、手っ取り早く披露するためにFBでへたくそなギターや歌を投稿してたら、その投稿を見ていた企画者が「簡単で合わせやすいやつをやるから参加しないか?」と声をかけてくれたのだ。
そのイベントでお客の前で演奏する喜びを再認識した僕は、5年かけて自分でバンドを作ることになった。

まだまだ活発に活動しているとは言えないが、ライブハウスに出演する機会がある僕はその機会をつくることができるはずだ。

「少しならギターを弾けるけど、少しだけ弾けてもなー」という人には、その少しを活かせる曲、例えば、イントロだけとか間奏だけとか、その人が無理なく楽しめるアレンジをして、ゲスト出演してもらうようなスキームを作りたいと思っている。

実現したら、その人は5年前の僕と同じように感動して、ライブ活動を始めたいと思い、僕らのライブやその他のバンドのライブなどに足を運び始めるかもしれない。
ライブ活動を始めたいと思わないとしても、お客と演者が作る空間の良さを感じて、また味わいたいと足を運んでくれるかもしれない。
初演奏、あるいは、久しぶりの演奏になるので、音楽好きの知り合いに声をかけて「ライブ楽しい!」と輪が広がるかもしれない。

そんなに簡単には行かないかもしれないが、策は実行に移さないと意味がないので、結果を急がずコツコツとやってみたいと思う。
なにより、自分が味わった感動を一人でも多く共有してもらうために。
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動画はそのイベントのためのリハーサルの様子。ドラムを叩いているのは、当時13歳、The Kinotetsuのドラマーのザ

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