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セルフ解説:落語台本「燃える男」

2012年の落語協会台本募集に応募し、最終選考に残ったが、結果は残念!の作品。

○できるまで
 当時は協会のコンクールに応募制限はなかったので、本作を含む3本を応募したが、作成の経過は忘れた。「燃える男」が本当に燃えていたら面白いな、というところから発想した、、、気がする。

○選考結果
 今は亡き円丈師匠のHPに載っているが、本作への言及は「新入社員が、燃えるであたまが燃えてる。さあ、どうする。どうなる。」のみ。円丈師匠に言及していただけただけでも大変光栄であるが、落選の理由は特に記載なし。
 新作落語の落語家、三遊亭円丈「落語の世界」 | 落語関係 (enjoo.com)

 完全に推測でしかないが落選の原因は、、、、
 ・燃える男、の表現 ~「頭が燃えている」ことをリアルに感じてもらえるか、がキモなんだけど、そこが難しい・面倒、と選考委員に感じられたのかなあ、と。
 
○感想
 燃えている男なんて、あり得ないけど、アルコールランプの原理で科学的にあり得ることにしてつじつまを巧く合わせた雰囲気や、「俺は保身が第一なんだよ」と開き直るギャグとか、自分では結構気に入っている。場面転換もや物語の運びもスムースだ(自画自賛)。落選は残念。今から10年以上前なので、若干古いギャグはあるが、まだまだ通用しそうなので、誰かにやっていただけないかなあ。
  
 本作を読んだ方は是非感想をいただけると幸いです。

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