たびぷらす vol.3-1 富山”LIVING ART in OHYAMA”編
「 たびぷらす 」
ますだ家の「たび」とそのまわりにあるお話です。
2014年のたびぷらす「富山”LIVING ART in OHYAMA”編」の再掲です。
ますだ家には、毎年8月最後の週末に出かけていく場所があります。
きっかけは、家具デザイナーの 小泉誠 さん。
一緒に モノづくり をさせていただいてた時に、「富山でおもしろいことをやっているから遊びにおいで」と誘っていただいたのが、その最初でした。
富山はもともと相方の母方の実家。こどもの頃には毎年夏には京都から無条件に送り出されていた場所だったらしく、懐かしさもあってお誘いに乗ってみたのが2007年。
それから毎年通っているのが、この「LIVING ART in OHYAMA」です。
毎年8月の最後の土・日に開催。こどもたちと学生によるデザインコンペや、一流のデザイナーやアーティストによるワークショップなど、身近にデザインとアートを感じることのできる2日間。
イベントの会場、富山市の大山地区は、立山のふもとに広がる緑豊かな場所で、2001年から「木と出会えるまちづくり」事業に取り組んでいます。
そこに主体的に関わっていらっしゃるのが、地元在住のアートプロデューサー・ 貫場幸英 さん。
その貫場さんのつながりから、アートディレクターの 長友啓典 さん、建築家の 広谷純弘 さん、富山大学でデザインを教えていらっしゃる 内藤裕孝 さん、そして小泉誠さんといった一線級のクリエイターさんたちが加わりました。
地域のコミュニティセンターを地元の木材を使って建てたり、公共施設の家具や、屋外のバス停や標識などに、できる限り地元の木を使うまちづくりに取り組んでいます。
※木造の 福沢地区コミュニティセンター
※町の案内標識。下がステンレス貼りなのは雪対策。
そのまちづくり事業の一環としての「LIVING ART in OHYAMA」。
クリエイターのみなさんが教えていらっしゃる学生さんたちや、 KAKI CABINETMAKER さんなど、地域でモノづくりに携わっているみなさん、そして地域の行政の方々も加わって運営されています。
メイン会場の 大庄地区コミュニティーセンター は、主要メンバーのみなさんが関わってできた施設です。
その場所を使って、それぞれにお忙しいみなさんが、本気で取り組んで、本気で楽しんでいる感があふれているのが、このイベントの魅力なんだと思います。
※ 長友啓典 さんは2017年に永眠されました。ご冥福をお祈りします。
(続く…)
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