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蒔いた種ってちゃんと芽吹くんや

蒔いた種ってちゃんと芽吹くんや…!
と最近思うことが多い。


春です


暖冬だーとか桜の開花時期遅いーだとか散々耳にしてきましたが
ちゃんと寒くてちゃんと桜は例年通り咲くみたい。

2月はもちろん寒くて外に出たくありませんでしたが、ここ半年でいちばん自分から出かけて行った1ヶ月。
コロナやらなんやらで、会いたい人には、ちゃんと会いに行かないと!と思うようになって久しい。
そしていつも、寒さとは裏腹に、笑顔で会ってくれる人々の温かさ。


春です


種を蒔いていた、というのは比喩で、(本当の種も蒔きたい)
寒い間にちょこちょこっとお願いごととか、新しい出会いとかがありまして、
そこで出てきた話が実を結びそう、確実になりそう!と最近動き出した次第です。


なんだか今まで、もともと人に頼るのが苦手だった分、自分から何かお願いするのがとても苦手だった。
それでも、きっかけがあって、自分で自分を騙す感覚で頼み事をしてみたら、意外とすんなり受け入れてもらえました。ということ。

それだけじゃなくて、こちらからお願いした分、受け入れてもらえた優しさに応えようと能動的にも動けるし。

お願いするって
頼る=受動的ではなくて、
何か自分から能動的になるためには、まず誰かを頼ることから始まる、いや、
頼らないと始まらない
まで言い切れるかも。

52ヘルツのクジラたち
という映画を観まして、そんな風にふわっと考えています。


春なので、父が財布を買い替えました。
春なので、小鳥が鳴きはじめました。
春なので、花が咲き始めました。
春なので、海と空の色が混ざり始めました。
春なので、久しぶりにあの人と会いました。


春です



小話

ヘッダーの写真は大阪のキタナガヤというリノベを経た長屋なのですが、そこの並びのおばちゃんが声をかけてくれまして、あれこれ教えてくれました。
おばちゃんは突然、小芋茹でてたんやった!と言い放ち、そのまま去っていきました。
長屋と長屋の間の道は約3m。幹線道路の脇道だから車はほぼ通らない。
物理的距離感と心理的距離感の心地よさが温かいところでした

またおばちゃんに会いたいな。

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