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当たり前になる前に

昨日、ヨガインストラクターの資格を取得した。

ヨガにハマり、
「そうだ、京都に行こう」
くらいのノリで
「そうだ、インストラクターの資格を取ろう」
と思い立って早6ヶ月。

仕事をしながら名古屋まで通うのは大変だった時もあったけれど、何とか試験に合格できた。
(私の住んでいるところから、名古屋まで1時間くらいかかる)

昨日の講義の最後に、1人ずつ前に出て一言はなしたのだけど、ある女性の言っていたことがとてもステキだった。

私たちは出来なかったとき、失敗したときに落ち込んでしまうこともあるけど、それと同じくらい、できるようになったこともたくさんあります。
できるようになったことはできるようになった瞬間から「当たり前」になってしまうので、中々気づけないけど、できるようになったことにちゃんと気づいてあげられるようになりたいです。

まさに今の私の胸にスコンと落ちた言葉だった。

できるようになったことって当たり前になってしまうから、自分を褒めること、認めることってあまりできていない気がする。

自分の嫌なところ、できないところばかりに目が行ってしまって、勝手に落ち込んでしまいがちだ。

別にそれは悪いことではないし、「私、こんなこともできますのよ!ほほほ!」っていう人よりは感じがいいかな、くらいに思っていたけど、そうではないと最近思うようになった。

できるようになると、できなかった時のことを忘れてしまうのだ。

自分ができていなかった時のことなど綺麗サッパリ忘れてしまい、後輩のできないことを「なんでできないんだろう」「こんなのできて常識でしょう?」というスタンスで見てしまうのだ。

「はぁん?常識じゃないの?それ?」
と思いかけて、
「いかんいかん。私だってできなかったことあったんだから。ここは事細かく丁寧に説明しなかった私が悪い。」
と思い直した。

結局、自分を認められないと他人も認められないし、

自分のできたことをちゃんと覚えていないと、できなかった時のことも忘れてしまうのだ。

できるようになった瞬間のことをもっとちゃんと丁寧に覚えていたい。

ちゃんと自分を認められるようになりたい。

そう思う。

#日記 #エッセイ #周りの人の素敵な言葉 #ヨガインストラクター #ヨガ