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下駄天気予報は当たるのか?

下駄を投げて、表が出たら「晴れ」、裏が出たら「雨」、中間の横が出たら「くもり」というように、「あ~した天気になぁ~れっ!」と歌いながら遊んだ記憶、皆さんもないでしょうか?

23日放送の「教えて!ミキティ」のコーナーでは、「下駄を投げて天気を占う予報は本当に当たるのか?」という視聴者の質問にお答えしました。

実は、これ、単なる子どものあそびだと思われがちですが、気象学的な根拠があり、昔から伝えられてきたと言われています。
一説によると、下駄の裏が出たら、雨が降るだろうという根拠はこちら。


雨を降らせる低気圧が近づき、空気中の水分が増えてくると、
下駄についている鼻緒が湿って重くなりますよね。このため、鼻緒の重みで、下駄がひっくり返りやすくなり、雨が降るのも近いという理由です。

理屈は分かるけど、ちょっと信じ難い。
ということで、1週間、実験してみました。

下駄を投げて、次の日の日中の天気を占ってみました!

回を重ねると、下駄を飛ばすのもだんだん慣れてきました。
はじめは、すごく近くに落ちてしまっていましたが、綺麗な放物線を描いて飛ばせるように!

さて、実際の天気と照らし合わせてみたところ・・・

うーーん、何とも微妙な結果に。
全然当たってないじゃん!という声も・・笑

偶然、この1週間は日中はほぼ雨が降らなかったのですが、梅雨の間や他の天気の日にやってみると、また違った結果になるかもしれません。

今回の結論です。

これから梅雨に入ると、特に天気が変わりやすくなる時季です。梅雨前線の動きによって、天気もころころ変わります。予報はまめにチェックするようにしてくださいね。

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