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#5.急拡大する「メタバース」、市場規模は7年後に94兆円へ... ビジネス活用も進む

読売新聞は12月6日の朝刊一面にて、メタバースの解説記事『仮想空間で拡張する「私」…メタバース、痛みも再現』を掲載。

現在急速に拡大しているインターネット上の巨大仮想空間「メタバース」。「超越した(meta)」と「宇宙(universe)」を掛け合わせた造語で、初出はSF作家ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した小説『スノウ・クラッシュ』といわれています。

人間のあらゆる活動などの情報がデジタル化され、蓄積されるメタバース。ユーザーはVRゴーグルなどを装着し、視覚・聴覚によって自分が仮想空間に没入した感覚を得ることができる仕組み。現在は触覚の再現も積極的に進められ、脳や体の機能をさらに拡張できるようになるとの期待も。

活動範囲が拡大するメタバースには、巨大IT企業も重心を移しています。Facebookは2021年10月、社名を「Meta」に変更。今後10年間収益を生まなくともメタバースに年間1兆円を投じる計画を発表しました。

そのほか、Microsoftやディズニーなどの大手企業も参入を公表。国内では、ビームスクリエイティブ、SMBC日興証券、大丸松坂屋百貨店、JR東日本などがメタバースを活用したサービスに取り組んでいます。

Emergen Researchによると、世界のメタバース市場は2028年に約8300億ドル(約94兆円)に達し、2020年から17倍以上に成長すると予測。

現在はエンターテインメント分野などがメインですが、今後ビジネス活用の動きも盛んになると予想されています。

Reference:読売新聞note
Top Photo:Minh Pham on Unsplash

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