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【BAL】2023開幕前戦力分析~投手編~

こんにちは、BAL担当のLet's5Gです。
いよいよ開幕まであと2日!
今シーズンはどんなシーズンになり、どんな記録が生まれるのか、考えるだけでわくわくします。

今回は、開幕に先立って私の担当するBAL投手陣の戦力分析&選手紹介を行いたいと思います。BAL野手陣の戦力分析に関しては、同じくBAL担当のもくろーさんが投稿してくださるのでそちらもあわせてご覧ください。

はじめに

先日紹介した新人王候補のGrayson Rodriguezが開幕ロースターから外れることがわかりました。

Spring Trainingでは5試合で IP15.1/ERA7.04 と思うような結果を残せなかったため降格となりました。
Michael Elias GMは「現時点では彼よりローテに相応しい投手が5人いる」とし、AAA級での開幕が決定しました。(MLB.jpより引用)
残念ではありますが、早期昇格に期待したいです。

【先発投手】

先発ローテーション(MLB.comより作成)

この5人が主な先発ローテーションと予想されます。
開幕投手を務めるのは35歳ベテランのKyle Gibsonです。

2013年~2019年までMINで中心選手として活躍し、2018年にはIP196.21/ERA3.62/WAR3.8を記録。昨シーズンは、PHIで1年間ローテを守りIP167.2/ERA5.05/10勝を挙げました。

二番手は、OAKのエース格であったCole Irvin。直近2シーズンで62先発/IP359.1/ERA4.11と安定した成績を残しています。貴重な左先発投手として1年間ローテの柱として活躍してほしいです。

3人目はDean Kremer。両親がイスラエル人であるKremerは2017年・2023年のWBCでイスラエル代表として出場。今回のWBCでは初戦のニカラグア戦に先発。4回無失点の好投でイスラエルを勝利に導きました。
昨シーズンはケガによる遅れがあったものの、6月の復帰以降は非常に安定した活躍を見せ9月23日vs HOUでは初完封を記録しています。

4人目はKyle Bradish。ルーキーイヤーの昨年はまずまずの成績。今季は開幕から安定した投球を見せ、飛躍に期待したいです。

最後5人目は、Tyler Wellsです。昨シーズンケガによる離脱があったものの、23試合に先発し7勝/IP103.2/ERA4.25/WHIP1.14を記録しました。
Wellsのウィークポイントは、対戦打者成績が1巡目AVG.190/OPS.564に対し2巡目はAVG.289/OPS.872と急激に悪化してしまう点です。イニングを多く投げるためにも2巡目以降の対戦成績の向上がカギとなるでしょう。

トミージョン手術明けのJohn Meansは今シーズン中の復帰を目指しています。左の先発は現時点でCole Irvinのみですので、早期復帰に期待したいところです。

【中継ぎ・右】

続いて中継ぎ陣の紹介になります。
まずは右の中継ぎからです。

(MLB.comより作成)

Bryan Baker, Felix Bautista, Joey Krehbielの3選手が中心になっていくでしょう。CHC、NYMで活躍し今季より加入したベテランのMychal Givensは膝の痛みにより3月16日以降登板がありません。現地メディアも開幕の状況は不透明と報じています。また、Dillon Tateもケガの治療中で復帰は5月頃に復帰の見通しです。

【中継ぎ・左】

MLB.comより作成

続いて左の中継ぎです。
Cionel Pérez Keegan Akinの2選手が今シーズンもブルペンを支えてくれるでしょう。どちらの選手も昨シーズン大きく飛躍した1年でしたので、真価が問われるシーズンとなりそうです。

また、左のリリーフに厚みを持たせるため28日MINからベテランのDanny Coulombe(33)を獲得しました。Spring Ttainingでは完璧な投球を披露しているのでシーズンでの活躍が楽しみです。

また、上記の記事によると今季のクローザーはMike Baumann ,Logan Gillaspie の2選手ではないかと書かれています。

【まとめ】

 昨シーズン躍進を遂げたBALですが、要因としてチーム防御率の改善があります。2021年チームERA5.84(30位)→2022年チームERA3.97(17位)
GibsonIrvinをはじめとする先発陣は強力ではないものの最低限戦える選手は揃っていると思います。Grayson Rodriguezの早期昇格に期待し、昨年のAdley Rutschmanと同様にチームが上昇する起爆剤になってほしいです。

 また、中継ぎ陣は昨シーズンに引き続き期待のできる選手が複数人います。個人的には、Felix Bautistaが昨年以上の働きをして覚醒する1年になる予感がします。まずは、どの選手も1年間ケガ無く自分の仕事をしっかりと果たせることを期待しています。

 昨シーズンは、7月末にTrey Manciniや覚醒中のJorge Lópezを放出する売り手トレードになりましたが、今シーズンはなんとか勝率5割以上をキープし、7月末にポストシーズンに向け補強するような流れに持っていきたいですね。

それでは、今回はこのあたりで失礼します。
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