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【MIA】2021年振り返り~外野手編~

すぐに投稿しようとしていましたがだいぶ間が空いてしまいました。
今回は外野手編です。前回同様、独断と偏見に満ち溢れています。(星の数とか特に)

Garrett Cooper ★★☆☆☆
71試合/ 打率 .284/ 9本塁打/ 33打点/ OPS .845/ fWAR 1.1/ rWAR 1.4
2020年は短縮シーズン+コロナ陽性のため出場試合数は少ないながらも、プレーオフでダルビッシュから本塁打を放つなど活躍していた。今季はJesus AguilarAdam DuvallCorey Dickersonらとの併用という形になりスタメンでの出番が少なく、なかなか結果を残せていなかったものの、IL復帰後の6月下旬から19試合で4本塁打、OPS1.230を記録。しかし7/25の試合で守備の際に走者と交錯し手術することに。復調の気配を見せていたところでのシーズン終了はもったいなかった。
一塁、外野を守れ、かつ来年ユニバーサルDHが導入となると活躍の機会は増えると思うので怪我を完治させて来年に期待。

Starling Marte ★★★★★
120試合/ 打率 .308/ 12本塁打/ 55打点/ OPS .837/ fWAR 5.4/ rWAR 4.7(Total)
64試合/ 打率 .305/ 7本塁打/ 25打点/ OPS .856/ fWAR 3.4/ rWAR 2.8(MIA)
シーズン前半、マーリンズが少し踏ん張れていたのも彼がいたから。開幕から2番センターで出場を続け、走攻守で高いパフォーマンスを見せてくれた。特に打撃面では5年ぶりの打率三割。またキャリアハイの出塁率.381を記録しており、BB%が8.2%と、例年以上に四球を選べていたのが大きい(通算5.3%)。
TDLにJesus LuzardoとのトレードでOAKへ移籍。移籍前には契約延長の交渉があったとのことだが条件が折り合わなかった模様。野手の要を失ったのは大きかったが、このトレードが大きな意味を持っていたと証明できるよう、Luzardoの来年の活躍を期待したい。

Jesus Sanchez ★★★★☆
64試合/ 打率 .251/ 14本塁打/ 36打点/ OPS .808/ fWAR 0.6/ rWAR 1.2
TDLを過ぎ、主力が放出された8月からほぼレギュラーに定着。40試合で11本塁打を記録。終盤はDe La Cruzと上位打線を組むことも多く、貧打のMIA打線で得点を期待できるスポットになっていた。ちなみに守備に関してはDRS+3ながら、個人的にフライを追っかけ、補給するときの動作がなんとなくぎこちなく感じて、見ていて不安。
MLBレベルでやっていけることは証明できたので、マークが厳しくなる中で、来年は1年を通して安定した成績を残せるようにしたい。

Bryan De La Cruz ★★★★☆
58試合/ 打率 .296/ 5本塁打/ 19打点/ OPS .783/ fWAR 0.8/ rWAR 1.0
TDLにYimi Garciaとの交換要員としてHOUから加入。外野3ポジション守れる、使い勝手のいい控え外野手…と思っていたが、ふたを開けてみれば打撃面でも大活躍。最終的には打率三割を切ってしまったが、終盤は上位を打つようになった。BABIPが高いこともあり、研究されることも考えると来年は成績を落とすかもしれないが、長期視点でマーリンズのレギュラーとなりうる選手。

Adam Duvall ★★★★☆
146試合/ 打率 .228/ 38本塁打/ 113打点/ OPS .772/ fWAR 2.4/ rWAR 3.1(Total)
91試合/ 打率 .229/ 22本塁打/ 68打点/ OPS .755/ fWAR 1.4/ rWAR 1.9(MIA)
開幕から4月までは低調だったものの、5月以降は徐々に復活し、以降の月はOPS.750以上をキープ。特に6月の18日、19日のCHC戦では2試合連続2本塁打を放つなど好調をキープ。また毎月コンスタントに打点を稼ぎ、シーズン中盤までは元同僚のAguilarと打点部門トップ2をキープするなど、貧打の打線のポイントゲッターとして機能した。但し低打率かつ四球をほとんど選ばないため出塁率も低く、打点王をとった割には怖くない。その一方でDRS+19をたたき出しており守備は優秀。
安価でとってきたものの、最終的にはTDLでトレードに出せたことから昨オフの補強成功例の一つと言ってもよかったのでは。何より低打率ながら迫力あるHR見るのが楽しかった(特に6月)。ポストシーズンも頑張っているようでうれしい。

Corey Dickerson ★★★☆☆
109試合/ 打率 .271/ 6本塁打/ 29打点/ OPS .734/ fWAR 0.8/ rWAR 0.3(Total)
63試合/ 打率 .263/ 2本塁打/ 14打点/ OPS .702/ fWAR 0.3/ rWAR -0.1(MIA)
3月/4月は打率.329、OPS.868と開幕から好調を維持。貧打にあえぐMIA打線を引っ張ってくれた。しかし5月は打率.238、OPS.595と一気に打てなくなってしまい、そのまま6月にTORへトレードとなった。怪我もあり、かつチーム内で最高年俸だったこともあり、ロスター整理の意味合いも強かったが、もう少し見てみたかった気もする。

Lewis Brinson ★★☆☆☆
89試合/ 打率 .226/ 9本塁打/ 33打点/ OPS .639/ fWAR -0.2/ rWAR -0.1
Christian Yelichとのトレードでマイアミにやってきたもの、今季も相変わらず低調。一時マイナー落ちを経験するも、Marte移籍後は出番が徐々に増え始め、特に8/7-13の間は26打数12安打で打率.462 3本塁打を記録。永遠のブレイク候補がついに覚醒か…と思ったらその後は通常のBrinsonモードに戻り、例年通りの成績に収まってしまった。来年こそ本当に正念場??

Magneuris Sierra ★★☆☆☆
123試合/ 打率 .230/ 0本塁打/ 5打点/ OPS .549/ fWAR -0.2/ rWAR 0.1
典型的な代走守備固め特化の第4外野手。今季もMarteが怪我した時などには先発出場の機会が多かったが基本的には試合の中盤~終盤に代走や守備固め、または早いイニングでの投手への代打に起用されることが多かった。
Marteがいなくなった後には出場機会が増えるかと思いきや立場は変わらず。球団としても今以上の成長はみこめないと判断しているが、使い勝手はいいから残している感じ。
ちなみに今年もバレルを記録した打球数は0で、MLBデビュー以来いまだにバレル打球数0を継続中。


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