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オフシーズン特別企画②本企画メンバーが選ぶ、主要アウォード受賞者

いつもMLBファン合同note企画をご覧頂きありがとうございます。
当企画ではオフシーズン企画として、担当者へ以下の3点についてアンケートを実施しました。

①大谷翔平の移籍先、契約規模予想
②本企画メンバーが選ぶ、主要アウォード受賞者
③本企画メンバーが選ぶ、チーム別MVP

本記事では「②本企画メンバーが選ぶ、主要アウォード受賞者」についてまとめております。

対象となるアウォードはMVP、サイヤング賞、最優秀新人賞、最優秀監督賞です。果たして担当者達の投票で、栄光(?)を掴むのはどの選手か。ぜひご覧ください。
※実際の投票とは集計方法は異なります


MVP

集計方法
投票者には1~5位まで選出してもらい、各順位の選手に以下のptを加点。
1位5pt、2位4pt、3位3pt、4位2pt、5位1pt


ア・リーグ

今季も二刀流でセンセーショナルな活躍をした大谷翔平が最も票を集めました。惜しくも満票は逃しましたが、その存在感はやはり圧倒的でしたね。
2位はCorey Seager、3位はMarcus Semienと、レンジャーズ二遊間コンビがランクイン。野手のrWARはそれぞれ6.9、7.4と大谷(6.0)を上回っており、ご存じの通り初のワールドチャンピオンとなったレンジャーズの象徴として今季大活躍を見せました。

ナ・リーグ

前人未踏の40HR-70盗塁を達成したRonald Acuna Jr.が満票での1位となりました。
2位には内外野を器用にこなし、Acuna Jr.以上のWARを獲得したMookie Betts、3位は初の本塁打王・打点王を獲得したMatt Olsonが選ばれました。
二人とも、MVPをとってもおかしくないような成績でしたが1位票は無し。やはりAcuna Jr.の40-70という数字のインパクトはやはりすごかったということでしょうか。

サイ・ヤング賞

集計方法
投票者には1~5位まで選出してもらい、各順位の選手に以下のptを加点。
1位5pt、2位4pt、3位3pt、4位2pt、5位1pt

ア・リーグ

ほぼ満票に近い投票を集めたのはGerrit Cole。不振だったヤンキース先発陣を引っ張り、大型契約に見合った活躍を見せてくれました。2位はFIP1位のSonny Gray、3位には最多奪三振を記録したKevin Gausmanがランクインしました。特にGrayは今季FAイヤーで、絶好のタイミングで好成績を残すことができました。

ナ・リーグ

復活を印象付けたBlake Snellが2位にダブルスコアをつける形となりました。Snellも今季FAイヤーであり、どのような契約を勝ち取るか注目です。
2位のSpencer Striderは脅威の281奪三振と20勝を記録。3位はオールスターで先発するなど、特に前半戦の活躍が印象的なZac Gallenとなりました。

最優秀新人賞

集計方法
投票者には1~3位まで選出してもらい、各順位の選手に以下のptを加点。
1位5pt、2位3pt、3位1pt

ア・リーグ

快進撃の源となったオリオールズのGunnar Hendersonが2位に大差をつけての1位となりました。前半戦は苦労したものの、終わってみればrWAR6.3と新人離れの活躍を見せました。
2位のJosh Jungは開幕から好調で、オールスターにも選ばれたものの、後半戦の骨折が残念でした。

ナ・リーグ

走攻守で高いレベルで結果を残したCorbin Carrollが1位。開幕前に結んだ8年1億1100万ドルの契約が割安と感じるほどの大活躍でした。
2位には今季より渡米した千賀滉大がランクイン。1年目からお化けフォークを武器に202奪三振を記録し、防御率も2位の2.98を記録するなど、今やメッツに欠かせない投手となりました。

最優秀監督賞

ア・リーグでは再建期を脱し、9年ぶりのリーグ優勝へ導いたオリオールズのBrandon Hydeに最も票が集まる形となりました。
僅差の2位には、レンジャーズのBruce Bochy。シーズン最終戦でリーグ優勝を逃したものの、7年ぶりにプレーオフへ進出。シーズン前、そしてトレードデッドラインで大物選手を獲得する中、チームを一つにまとめた名将の功績は小さくないと思います。

ナ・リーグは6年ぶりのプレーオフ進出に導いたダイヤモンドバックスのTorey Louvulloが大差をつけての1位となりました。一時期リーグ首位となるものの夏場に大型連敗などを喫してしまいましたが、プレーオフ進出という結果は立派。Louvulloはかつてヤクルトに在籍していたこともあり、スモールベースボールを取り入れた戦いは日本のニュースなどでも注目を集めていましたね。

最後に

各部門とも、注目されていた選手が順当に票を集めた、という印象でした。
しかし、2位以下の選手でも他の年度なら1位なのに…という選手も多く、レベルの高さを感じる1年となりました。
また、日本人としては大谷の他、ナ・リーグの新人王2位となった千賀の活躍が印象的でしたね。
今後、実際の受賞者が続々発表されますが本企画と同じような結果となるのか、はたまたサプライズはあるのか注目です。

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