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白熱!今年もアツいドラマが生まれた指名会議&前夜祭をレポート

今年の秋も大いに盛り上がりを見せた日本野球界のドラフト会議。その裏でもう一つ、日本列島(主に南九州)を沸かせたドラフト指名会議が行われていました……それが、「南九州移住ドラフト会議2018 suppored by ソラシドエア」!

6月の選手エントリー開始から、球団側の「note」でのPRを通した夏のオープン戦、そして9月に初めて球団と選手の顔合わせとなった「移住力強化キャンプ」を経て、ついに本企画の一番の目玉と言っても過言ではない「指名会議」を去る10月21日に開催。かなりお待たせいたしましたが、その様子をお届けします!

指名会議はペナントレースの中でももっとも盛り上がる一幕。会場中が固唾を飲んで見守る、あのくじ引きが行われるのが、この指名会議です。

その白熱した様子をお届けする前に、まずは「前夜祭」の様子からお伝えいたします!

「前夜祭」と一言で言っても、単にお酒を飲んでドンチャンするわけではありません。会場は、南九州民なら誰でも知っているあのMBC南日本放送さん! というのも、なんとこの前夜祭の様子をMBCラジオ「Radio Burn」にて生放送することとなっていたからです(すごい!)

移住力強化キャンプで一度顔を合わせた選手らと久々の対面を果たす球団側。緊張の面持ちの人もいれば、早速テンションMAXで挑む人、どの選手を指名するかじっくり観察する人も。

こちらは「形から」入る宮崎大学土屋ゼミの面々。これは目立ちますね〜。

両リーグコミッショナーのエアギターというクセが強すぎるオープニングから前夜祭はスタート。移住希望者のPRプレゼンでは、個性あふれるプレゼンテーションが繰り広げられました。選手側も貴重なアピールタイムをフル活用!

球団のインタビューセッションでは各球団の代表者が、こちらもさらにクセの強い出で立ちや小道具を携えて登壇。球団の魅力をなんとかアピールしようと、あの手この手でPRしますが、果たしてこの様子、ラジオの電波で上手く伝わったのか……?

MCのお二方もこの移住ドラフト会議のノリに全力で乗っかってくださいました(ありがとうございました!)

前代未聞の前夜祭feat.生放送を終え、熱気冷めやらぬまま全員で鹿児島の歓楽街「天文館」側の居酒屋で懇親会へ。盃を交わしながら「ぶっちゃけどうですか?」と、腹を割った話で盛り上がります。

とはいえ、本指名会議は明日。ここで選手の“囲い込み”はNGですから、付かず離れずの距離感を保ちつつ……しかしお互いしっかり聞きたいことは聞き、会話をしながら時間を過ごします。移住ドラフト会議は盛大な「コント」ですが、やっぱりテーマは「移住」。その人の人生を変える(かもしれない)一大イベントである以上、こうした時間はとても貴重です。

さてさて! 球団や選手によってはとんでもない時間まで天文館をさまよっていた人もいるようですが、翌日は朝から本指名会議がスタート! 会場は霧島山を一望できる城山ホテル鹿児島です。

昨夜の空気が嘘のように、緊張感漂う会場。パリッとスーツでキメた球団側が、最後の最後まで指名選手を打ち合わせます。

本祭ではまず基調講演として有限会社一平(九州パンケーキ) 代表取締役 村岡浩司氏が登壇。「地元創生!外の風を取り入れ九州から東京ではなく世界を目指す」と題し、地元のプレイヤーとして様々な事業にチャレンジしてこられた村岡氏から、選手や球団に向けたメッセージが届けられました。

そしてついに、プログラムはメインの指名会議へ。各球団は指名したい選手の名前を紙に書き、提出します。「来てくれますように……」「他球団とかぶりませんように……」様々な思いが錯綜します。

そして運命の一巡目! 一球団ずつ選手の名前が呼ばれると会場からは「おぉ〜」とドヨメキが。そして全球団の希望選手名が出終わると、なんと2名、4球団の指名にダブりが!

新富町の「地域商社こゆ財団」と延岡市島浦地域の「島野浦未来会議」が、歌人(!)の二川さんをそれぞれ1位指名。くじの結果……こゆ財団が交渉権を獲得しました! おめでとうございます! 島野浦未来会議の悔しそうな横顔がリアルです。

その後も2巡、3巡と続き……

途中、3つの球団の指名が被るというシーンも! この混戦で交渉権が獲得できると、喜びもひとしおです。全ての選手が指名を受け、「南九州移住ドラフト会議2018 suppored by ソラシドエア」の指名会議は大団円を迎えました!

ちなみに閉会後には、この日の本指名会議のハイライトがまとまった号外も! は、早い〜!

そして会場まで駆けつけてくださった高橋宏輔社長を始めソラシドエアのみなさま! 前夜祭から温かく見守ってくださり、ありがとうございました……!!

ちょっと“重く”考えてしまう移住を、もっと楽しく、身近に——そんなコンセプトで始まった、この移住ドラフト会議。球団・選手ともに半ば“ノリ”で楽しみつつも、「新しい地域で、新しい生活を始めたい」「次のステージで、自分を試してみたい」そんな選手たちの熱い思いと、「一緒に地域を盛り上げていきたい」という球団のパッションがあって、この企画は実現しました。今回もたくさんのドラマが生まれた指名会議。選手たちは指名地域でどんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみです!

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