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【甑島】地球誕生から46億年。俺たちは開幕からたったの3ヶ月しか待たせていない。

本当にあった甑島球団!

どうも!上甑島地域雇用・移定住対策協議会 ※(甑島は、こしき島と読みます。)で理事をしている、ヤマシタケンタです。今回、南九州移住ドラフト会議2018では、ホームスタジアムの清掃員を兼務しています。

南九州移住ドラフト会議の開幕からはやいもので2ヶ月が過ぎました。開幕から一切の情報がなかった甑島地域。あまりにもなんの音沙汰もなかったので、3ヶ月連続で最下位といわれてきました。しかし、実のところ僕らは、水面下で一歩一歩前に進んでいました。

過去2回、移住ドラフト会議には、私が代表をしている▷東シナ海の小さな島ブランド株式会社(island company)として参加をしてきましたが、今回は、自社の枠組みを超えて地域内にある複数事業者と一体となって移住や定住の受け皿づくりを進めています。

だからこそ、時間をかけてでもやらねばなるまい!

自分の経営する会社のことだけでもなかなか大変なことも多いのですが、そこに「地域」と一体になるとなおさら。地域とひとくくりにして言ってても、そこには様々なひとが暮らしていますよね。

建設会社もあれば、福祉施設もある、漁師さんもいれば、食品加工施設も。飲食店やスーパー、病院、学校。多種多様な仕事と暮らしがあります。そんな「みんな」と、手を取り合って南九州移住ドラフト会議に初めて参加するのです。

甑島暮らしの旗印 Classdo! 設立

この島の未来にあるふつうの風景を
今年の4月、薩摩川内市市長も公認の上で、甑島地域の未来を考えていくために若手経営者や商工会青年部の有志たちが島内某所に集まりました。

※これをのちの、コシキ会談という(笑

いつかは、甑島に暮らしてみたい。これまでもそういった声が、多くありました。けれども、どこへ問い合わせてみても、明確な回答は得られず、結局たらい回し・・・

不動産屋もない、ハローワークもないこの島で、一体誰を頼りにしたらいいのだろう。結局、そうこうしているうちに移住のハードルが高く感じてしまい、島暮らしそのものを諦めてしまう。

それは、移住希望者だけでなく、ここに生まれた出身者たちも同じような壁にぶつかっていました。だからこそ、いま島に住む僕らが動き出さなければ、未来は切り拓けないとも思うのです。

これからは、自分ごとで、寄り添って生きて行く

まちづくりは、自分以外の誰かがやる。まちの未来は、政治家や地方自治体の職員が考える。これまで、そうした当たり前にあったような空気感や枠組みを、もう一度自分たちの手に戻してみるように考える。甑島の未来を自分ごととして、要求ばかりをやめて、まずは自ずと動き出してみることをはじめる。

2050年、過去には1万人ほどが暮らしていた上甑島の人口は、500名ほどになると言われています。そんな時代に、おそらく生きている30代から40代の若者が、若者のうちに、これからの島づくりを考える旗を掲げよう。

そんな思いで、上甑島地域雇用・移定住対策協議会、通称=Classdo!が設立されました。読み方は、クラスド!甑島の方言で「暮らそう!」という意味です。この島で暮らしてみよう!ふるさとに帰ろう!そう思える日まで、クラスドのメンバーは、あなたの夢を応援しています。

Classdo!メンバー紹介(一部のみ)
僕らの偉大なる会長。すべての責任は、会長に押し付けて解決します!
純浦 晩成 会長
大体の提案は、会長がふたつ返事で「よかなー」=いいんじゃない。といってくれます。地元の建設会社や生コンクリート会社などを多角経営する、敏腕社長&取締役!私なんぞが反抗したらコンクリートに・・・

ハニカミ王子(副会長ともいう)またの名を調整の魔術師
外園 広成 副会長
副会長という表舞台にたちつつも、裏方も完璧にこなす天才。運送会社の取締役で、フェリーターミナルのチケット売り場の代理店も運営しているため、帰りのフェリーチケットを発行してくれないおそれがあります。そういう意味でも、永住の促進に一役かっています。

島内の水道管を自由自在に操る男(法律に基づき)
村岡 俊一郎 理事
こうである。もはや説明することはないでしょう。この明るさで、島のみらいを照らしてくれているパイセンだ。水道事業をはじめ、建築関連は新築も改築もお手のもの。島暮らしの不安は、笑って水に流そう。

いつも島内のあちこちで、油を売っています
橋口 修一 理事
いやいや、他意はないんですよ。油を売っているんです、こちらのパイセン。なんたって、上甑島にて複数のガソリンスタンド店を経営する取締役ですから、そりゃぁー油ぐらい売りますよ。海岸線でみかけても、絶対イカ釣りじゃないですから。

そして、今回のメンバー紹介最後は私、ヤマシタケンタです。
8年前にUターン起業し、地域の仕事づくりと地域固有の暮らしの再生活動に取り組んでいます。上記に紹介した理事のなかで、一番優しい男です。嘘偽りは一切ありません。

さて、このほかにもClassdo!の素敵な理事のメンバーや、相談役などが多数います。甑島地域が一体となって、少しずつですが、未来に向けて帆を掲げました。この、新たな船出にふさわしい数々の取り組みを、今後も発信していきたいと思います。

さて、次の甑島地域の投稿は、1年後になります(笑)

                [写真引用] https://kokkyo.info/1440/

恐竜の化石がどんどん発見されている、8,000万年前の白亜紀の地層がむき出しになっている島ですから時間の感覚が少し違うんですね。地球の誕生を感じる甑島より、46億年分の愛を込めて

ダーチーヤイモセ
 =甑島の言葉でさようなら

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