あくまでも1人前になれればという条件はありますが、ITエンジニアは良い職業だと思います。

給与水準が高い

IT業界は他の業種に比べて、給与水準は高いと思います。それにフリーランスで成功すれば、サラリーマンでは得ることのできない報酬を獲得することもできます。

女性の場合は、結婚して産休明けで、フルタイム勤務ができない状況であっても、比較的時間に融通が利く仕事なので、復帰へのハードルも低いと思います。

また、昨今ITエンジニア不足が問題になっています。数十万人規模で不足している状況にあります。ITエンジニアの需要は高いといえます。ただし、需要があるのは、即戦力の人だということに注意が必要ですが。

もちろん、業界自体が慢性的な人不足なので、未経験のエンジニアにも一定数のチャンスはあるかと思いますが、給与水準が高いとレベルには到底到達できません。

あくまでも給与水準が高いのは、ある程度のスキル、経験とそれに見合う仕事が存在するという条件が付きます。

時間と場所に縛られない

コロナ感染症の影響で、テレワークが注目を集めていますが、テレワークが比較的にやりやすい仕事だと思います。パソコンとインターネットさえあれば、場所の制限も受けにくいです。時間帯も特に縛られることもないケースが多くあります。

フリーランスのエンジニアを目指す方は、すごく魅力に感じられるのではないでしょうか。

あくまでも1人前であることが条件

ただし、スキルが伴っての事です。ここが重要です。

キャリアチェンジでITエンジニアを目指す人向けに、良くこんな広告を目にします。
「初心者でも数か月で、月収〇〇万円！！」

誰でも簡単に稼げるようになるかのような広告です。本当にそうなんでしょうか？

もちろん、そういう人もいるでしょう。でもきっと小数です。
そんな甘い話なら、みんなやっていますよね。

挫折してやめていく人も多くいますし、そもそも高い給与を得るためには、それに見合う生産性が必要なのです。

仮に下請の下請の下請の会社で勤務して、役職もなく、他の人と同じような成果しかない人に高い給与が与えられるわけはありません。

フリーランスのエンジニアになるにしても、会社員以上の競争があります。
Lancersやココナラなど、フリーランスの方に発注したことがありますが、びっくりするぐらい安価な価格でやり取りがされています。

もちろん、その中でも成功する人は成功します。

でもある程度のスキル、経験を持ち、継続的に仕事がある環境を獲得できれば、本当にいい仕事だと思います。