恋の病と野郎組がなんだかんだで最高だった 20190922

このドラマの主人公は、8人の男子高校生。
彼らは男女比の都合で生徒全員が男子の、通称『野郎組』にいる。
当然女子と触れ合う機会がゼロの、
魔のクラス『野郎組』・・・。
そんな『野郎組』8人が女子と近づき、あわよくば彼女を作るために、
一致団結して頑張る物語を
毎回主人公が変わる一話完結の学園ラブコメディとしてお届け!

このドラマの主人公となる8人の男子高校生を、HiHi Jetsの髙橋優斗くん・猪狩蒼弥くん・作間龍斗くん、美 少年の佐藤龍我くん・岩﨑大昇くん、7MEN侍の中村嶺亜くん、少年忍者の織山尚大くん、Aぇ! groupの正門良規くんが演じました。そして彼らを見守る野郎組の担任をジャニーズWESTの濵田崇裕くんが演じました。グループも活動地域も違うJr.が集まって一つのドラマを作り上げるということで、私も放送が決まった頃から大変楽しみにしていました。

野郎組の8人はタイトルにもある通り、恋の病である「女子と話せない病」を発症してしまいます。その名の通りドラマ上では女子と向き合っても話せない、というジャニーズアイドルらしからぬ役どころを全員が演じました。


高校生独特のクラスと部活と家の中、たまに塾、くらいで構成される自分の世界の狭さが、どうにか彼女を作って青春を謳歌したい!という野郎組の欲望とよくあっていたことがこのドラマのミソだったと思います。もう高校生ではないので、そのいろいろな意味でどうしようもない高校時代の青春、みたいなものへ懐かしさを感じながら視聴していました。


高校生というとそれだけで大きなブランド価値がある年代だと思います。義務教育が終わって、何もできない子供ではないけどもちろん大人ほど責任をもつことはできない。これからは成人年齢が18歳に引き下げられることで15~17という年齢はより刹那的で儚いものになるのではないかなと思います。

主人公を演じた8人、実年齢は様々ですが全員が高校生とジャニーズJr.を両立していたメンバーです。(現役高校生もいます)

そんな高校生という時期にエンターティンメントと向き合い、私達にきらびやかな世界を見せてくれるジャニーズアイドルが、普通のどこにでもいる高校生を追体験できる場がこのドラマであると感じてしまうのです。

昨日迎えた最終回では10年後の自分へメッセージを送るというエンディングが放送されました。役衣装のまま、10年後の自分にメッセージを送る姿には思わずぐっと来てしまいました。

10年後もアイドルでいてほしいと私は思ってしまいます。彼らの人生は彼らにしか決められないのでファンがうだうだいうものではないのですが、でも10年後に秘蔵映像として地上波のゴールデンタイムのテレビで(その頃には他に変わる媒体があるかもしれませんが)笑いながら見てほしいのです。


ただのファンのエゴだらけの文章になってしまいました。彼らが笑顔でアイドルをし続けてくれる限り、ずっと見ていきたいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?