ここはストックホルムのユールゴーデン島。テキスタイル学校に通う妹を訪ねる。彼女の１日は忙しい。学校での授業に課外授業、グループワークに自主制作。毎日朝から晩までやることがいっぱい。いくら好きな事でも嫌にならないのかな？大丈夫。スウェーデンの人々は休憩をとるのが上手。「Ska vi FIKA?（休憩しない？）」。FIKAはスウェーデンで生まれた伝統文化。コーヒーを片手に他愛のないおしゃべりを楽しむ。家族と。友達と。職場の仲間たちと。リフレッシュ。リラックス。そしてコミュニケーション。妹の学校では午前に１回、午前１回FIKAの時間が訪れる。みんなが机に集まってお茶を片手にちょっと気分転換。インスタ映えするお菓子なんていらない。スーパーで買ったマフィンも、不揃いな手作りクッキーもほんの少しのひと手間で大変身。今日は北欧柄のお皿に並べればようかな？レースを敷いてみようかな？たまに見かける隣のクラスのあの子。何を話せばいいんだろう？授業の話？作品の話？話題はなんでもあり。スウェーデン人はお話好き。思い切って話しかけてみよう。会話がどんどん弾んでいく。２０分後、頭も心もリフレッシュ。また頑張れそう。明日のFIKAは妹が担当。日本のお菓子を持っていくみたい。素敵なFIKAの時間を過ごせますように。

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Skola-HV Textil
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芳子ビューエル著fika（フィーカ）世界一幸せな北欧の休み方・働き方
https://www.sinkan.jp/pages/fika/index.html