好きな映画やアニメを観ていて
いや特にアニメにあるかもしれない。
アニメは映画に比べると短編で30分構成が多い、フォーマットとしてOP曲とED曲をよく観る(聴く)ことが多いということがある。

ある日自分のとある行動に気づいた。
本編が終わり、ED曲がかかりだすとチャンネルを変えようとしたり、録画だったら停止ボタンを押したい衝動に狩られる。

ということだ。

答えは簡単だ。
楽しい時間が終わってしまう合図だからだ。
浸っていた心地いい時間の終わりをまざまざと感じる瞬間だからだ。
それに対する対抗手段として、作品が終わろうとする前に自らの意思で遮断しペースを握ろうとしたいのだろう。
好きな相手にフラれる前にフろういうか(?)先に動いて自分が取り残されるような寂しい気持ちを、喪失感(ロス感)のようなものを感じたくないのだと思う。

しかし普段は、日常的に生活しているときは相反して、街中や赴いた先で色々なジャンルの音楽を新しい音楽を求めている。
新しく自分を刺激してくれる曲を聴きたいと思っているのに、一人家でテレビに向かっている時にかかる終わりの曲は拒絶したくなる時がある。
観ている側である自分のコンディションに寄るところはあるかもしれない。

ここ最近では制作会社もエンドロールの後に短い本編の続きをいれて視聴者に最後まで気を抜かせない様な(CMなども見てもらうような)工夫をしている。
だから停止ボタンを押してED曲を聴かないようにしようとする気持ちを抑えてED曲の良さ、曲の素晴らしい部分を聴いて楽しむ事ができる。


つづく


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