re:Invent2018参加レポート

はじめまして株式会社 mediba のインフラストラクチャー部に所属している前澤です。

この記事は mediba Advent Calendar 2018 19日目の記事です。

何を書こうか迷ったのですが、今年は貴重な経験をさせていただいたのと、来年の自分(来年も行くつもり)へのメモとしてre:Invnet2018に参加したレポートを書きたいと思います。

はじめに

まずre:Inventについて軽く説明すると、re:Inventは年に1回開催されるAWS(Amazon Web Service)の新サービスの発表会です。インフラエンジニアになってから、いつかあの場所へ行ってやるぞと思っていた憧れのイベントです。そんなイベントに今年もmedibaから2名参加することができました(毎年2〜3名参加してます)。
今年は11/26〜11/30の期間、アメリカのラスベガスで開催されました。

参加する目的

・発表される新サービスのキャッチアップ
・re:Inventに参加しているエンジニアとのネットワーキング
・AWSのエンジニアに直接要望を伝える(EBC)
・世界で活躍するエンジニアの空気感を感じてくる

イベントの規模

参加人数:50,000+
うち日本人 :1,000+
セッション数:3,501
会場:7つのホテル

(一番端のMGM GRANDからENCOREまで4km以上あります)

そして今年は発表されたアップデート数がなんと100以上ありました!
2017年が40ほどなので倍以上です。もう覚えられません。

セッションとイベント

まずセッションなのですが3,501個の中から参加するイベントを選択することになります。

なんとセッションの予約開始が日本時間だとAM2:00なのです。眠気に負けそうになりながらもPCの前で正座待機していました。
ちなみに人気セッションは開始30分で満員状態なので、あらかじめ予約するセッションを考えておくことをオススメします。

セッション予約したし、これで安心とか思っていたら現地で開催されるイベント沢山あります。参加したのは↓です。

・NW-JAWS 勉強会#4 in Las Vegas
月曜日に開催されるMonday Night Liveの放送をNW-JAWSの人たちと一緒に鑑賞するイベントです。AWSJの方も参加されていました。


・Sponsor Booth Expo Tour
世界的企業が展示会場でブースを出店しています。
PTSさん主催のものとClassmethodさん主催のもの両方に参加しました。

このExpoですが、初日にはレセプションパーティーがあってブースの人たちもお酒を飲みながらお客さんとの交流を楽しんでいました。普通に商談するより仲良くなれそうですね。

・AWS re:Invent 2018 Japan Night
re:Inventに参加している日本人とネットワーキングするイベントです。ここで名刺を大量に交換するので2箱持っていきました。


・Japan Wrap-up Session
AWSJの方がre:Inventの期間中に発表されたサービスをまとめて解説してくれる場なので参加必須です。


どのイベントも予約制なので情報公開されたらすぐに予約するようにしていました。

EBC

EBCというのは「エグゼクティブブリーフィングセンター」のことでAWSの開発者の方に直接要望を伝えたり、サービスのロードマップを教えてもらうことができる特別なミーティングです。

このミーティングとても楽しかったです。

今回はコンテナをお題として、AWS開発者の方1名とAWSJの方4名と1つの円卓を囲んでミーティングさせていただきました。ミーティングの結果、まだ公開されていないサービスをPrivate betaとして利用してフィードバックすることになりました。

一方的に要望するんじゃなくて協力する姿勢は大事ですよね。

ちなみにこのEBC、日本からでも要望があればテレビ会議でやってくれるそうです。

Keynote

AWSのCEO Andy Jassy とCTO Dr. Werner Vogelsが新サービスを発表してくれる期間中一番盛り上がるイベントです。
開始1時間前に並んだけど1ブロック後ろの椅子で聴講しました。
(みんな1時間前くらいを狙っていたみたい)
新サービスが発表された時の歓声と拍手で世界中のエンジニアが一体になる感じは鳥肌が立ちました。

同時通訳はアプリ(HEARING HOTSPOT)をスマホにインストールする必要がありました。そのため通訳機器の貸出はごく少数でした。イヤホンのみの貸出もありましたが自分で持っていくのが無難かと。しかし、アプリは専用のWi-Fiに接続する必要があるのですが、プツプツと切れることがあってイマイチでした。

新サービスのセッション

keynoteの中で公開された新サービスのセッションが、期間中にどんどん追加されていきます。もちろん新サービス大好きなエンジニアはすぐに予約するため待ち構えているので情報戦が始まります。今回活躍してくれたのがTwitterのBotです。

この情報をもとにre:Invnetのアプリから予約しようとしましたが、アプリは起動時にセッション情報を取得しているようなので、アプリを再起動して予約する必要がありました。こんなことしていると新セッションはすぐに埋まります。なのでWebからセッション予約をオススメします。

4K8K

チャリティアマチュアランイベントで早朝のラスベガスを走ることができます。4kmか8kmに参加することができます。私は8kmに参加しました。ゴールギリギリに抜かれたアメリカ人に「Gooooooooood!!Joooooooooob!!」と言われて、なんか仲良くなりました。息抜きイベントに参加するのも大事ですね。

現地でのネットワーク

re:Inventの会場と宿泊したホテルはWi-Fiが飛んでいるので問題ありません。それ以外の移動時は会社のスマホをローミング設定してデザリングして使用していました。しかし私のスマホSOV36のAndroid8.0には問題があって現地でデータ通信するには一工夫必要でした。これは結構辛かった。

さいごに

何が言いたいかというと事前準備がとても大事だったということです。
そしてこの記事が来年行く人(自分を含む)の役に立てば良いなと思っています。


re:Inventは世界中のエンジニアから経営者まで幅広い人たちが参加していました。一人でも多くの人に現地の雰囲気を味わってほしいので是非とも社内の参加枠増やしてください!お願いします!


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