牛丼屋の違い

ホリエモンが吉野家の味を絶賛していて驚いた。あれだけのグルメを納得させる、それをあんな安価で提供するのだから。もっともこの動画の趣旨は吉野家がすき家、松屋と違いは安さではなく旨さを客が求めているということなのだが。

確かに、吉野家の肉は良い意味で脂身がのっていて甘みがある。反対にすき家は、しょっぱさが売りで松屋はその中間位か。吉野家は肉本来の味で勝負しておりその分のコストが重むせいか心持ち他店よりメニューは割高だ。
すき家、松屋は牛丼店以外に飲食店を展開しており、牛一頭まるごと購入して仕入れ値を下げることができているようだ。

味へのこだわりが、吉野家の差別化を生むことを可能にしているが、そのこだわりは接客にもあらわれている。それは自動券売機にを導入していないことだが、そこは変えてもいい部分ではないだろうか。数年前にユニフォームが刷新されたが30年以上前の映画「スローなブギにしてくれ」の主人公が着ていたデザインとついこないだまで変わっていなかった。
オペレーションコストや人手不足の観点から見ても、自動券売機の導入は決断すべきだと思う。
逆に言えば、吉野家にはまだ伸びしろがあるといことだ。

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