ボンジュール🇫🇷
フランス流ECOファッション
スタイリストのドリです。

いつも読んで下さって
ありがとうございます♪

初めましての方、
これからどうぞよろしくお願いいたします。

さて、
先月開催したパリでのお茶会について、

ニュースレターの読者様のみならず、
古い友人からも

「すっごいとこでお茶会やったんだね〜！」

と、リアクションをいただきました。笑

先のお茶会会場は
築300年近い建物の
一角をお借りしましたが、

パリは全体的に
日本だと考えられないくらい

古いアパルトマン（マンション）が
圧倒的に多い事でも有名で、
築100年もそう珍しくはありません。

そんな古いアパルトマンなので
水回りのトラブルは多く、

上階からの水漏れで
自宅が水浸しに・・・

な〜んて話も
頻繁に耳にします。

それでも、フランス人は
好んで古いアパートに
住む傾向があります。


日本の物件は、
古くなればなるほど価値は下がる

のが一般的ですが

パリの物件は、
古ければ古いほど価値が上がるんですね。

そんな古いものを
大切にするフランス人。

家具や食器も、古くても
それなりに高価な物を
大切に大切に
何度も修理しながら使います。


そしてもちろん、
お洋服も例外ではありません。

質が良くて
飽きのこないような
デザインのお品を

大切に、次の世代へも
引き継げるような状態で
着回している方が多いです。


また、古くより
ファッションの聖地として
栄えたこともあって、

近年の
大量生産、大量消費、大量廃棄
の現実もいち早く見据え、

フランスでは2022年1月
世界初となる衣類廃棄禁止法が
施行されました。

▼▼▼

▲▲▲

この政策からも
見てとれるように、

ファッションが環境に与える
インパクトを少しでも抑えようと、

国を上げて
抜本的に取り組んでいます。

そんなフランスから
私が環境保護の観点からも、

古着の購入を推進している事を受けて
ニュースレター読者様より、

「古着は、前に使っていた人の気を、良くも悪くももらってしまう気がして躊躇してしまいます。」

といったコメントをいただきました。

中古品に抵抗を感じられる方の多くが
共感できるポイントかもしれないなぁ

と思いまして、
今号のテーマを

／
古着を着ると運気が下がる！？
開運セカンドハンドとの出会い方３選
＼

といたしました。


コメントを下さった方が
気にしていらっしゃるように、

この世のあらゆる物に
エネルギーが通っているとしたら、

お洋服ももちろん
例外ではありませんよね。

私のように
抵抗なく古着を選ばれている方も

そう言われてみれば、
こんなご経験ないでしょうか？

例えば、
フリマアプリなどでの取引。

破格のお値段に飛びついたら、
前からほしいモデルだったのに
「な〜んか思ったのと違った😕」り、

逆に、

理由なく何故か惹かれて
思い切って買ってみたら
「想像以上に素敵なお品だった🤩」り。

そういった自分の感覚こそ、
前所有者とのバイブス(波長)が

合う、合わないに
関係しているのかも？と思うんですね。


フリマアプリ愛用歴10年以上、
こんな経験をたっくさんしてきたので

お洋服にもエネルギーがあると
リアルに感じています。
（その内、声が聞こえてくるかもw）

では、
古着ではなくて

新品だったら全て
良いエネルギーを持っていて、

「自分が受ける影響は少ないのか？」

と聞かれると、
残念ながら私は
首を縦には振れない理由があります。

例えば、
ファストファッション。(以下、FF)

FF諸ブランドは、
低コストで大量生産することで

利益を上げているため、
安い労働力を必要としています。

それが原因で、
人権侵害にも及ぶような
労働環境や条件が問題になっています。

そんな環境で作られたお洋服が
例え新品でも

良いエネルギーを帯びているとは
思えないんですよね。

では、

「FFブランドでなければいいのか？」
というと、難しいところでして

アパレル産業が石油に次いで
第２位の環境汚染産業
と指摘されるほど、

地球環境に大きな影響を
及ぼしている事を鑑みると、

現時点では、

一部のエシカル・サステナブル
に特化したブランドを除き、

その他多くのブランドは
まだグレーの部分が多いと見ています。

そんな不透明な現状が続く
ファッション業界で、

フランス発・欧州を代表する
フリマアプリ最大手

Vestiaire Collective
（ヴェスティエ－ル・コレクティヴ）
が先日、

ユニクロ、ZARA、H&M、Mango、Gap
を含む

FFブランドの取り扱いを
禁止すると公表し、
業界に波紋を起こしました。

実は、この施作は
３年に渡って段階的に行われており、

2022年には、
ASOSやSHEINなどのスーパーFFブランド
（↑Tシャツが1着わずか400円で売られているような超低価格帯ブランド）

の出品を削減し、
大きなニュースとなっていました。

２度目のFFブランド禁止令を発表した
同社の最高インパクト責任者
Dounia Wone氏は、

「FFブランドは過剰な生産と
消費の一因となり、

グローバル・サウス問題において
壊滅的な影響をもたらしている。」

と述べ、

「ファッションの支配的な
モデルに代わるものを促進するために
この決定を下した。」

と発言しています。

今回の禁止令が第２段階なので、
次回の最終段階では

中間価格帯のブランドも
出品禁止になるかも？

と、予想されています。

こういった
フリマアプリ大手のやり方を、

大胆なグリーン・イニシアチブを
とったと見るか、

ラグジュアリー専門の
再販プラットフォームとして、

ニッチな市場を貫くための
戦略と見るか、

専門家によって意見が分かれ、
物議を醸しています。

この事例から私達が
学べることは、

『ユニクロやZARAに、再販の価値なし』
と、判断された現実です。

欧州で始まったことではありますが、
数年後には

日本でも取り入れる企業が
出てくるかもしれません。

想像してみて下さい・・・。

日本国内のメルカリやラクマが
ユニクロやZARAの商品を
出品禁止にしたら・・・？？

影響を受けるのは、
中古市場だけではなく

新品市場の売れ行きにも
深く関わってきそうですよね。

「安くてお手軽だから・・・」
といったような
短絡的な理由で買っていた

私達の消費行動を、
見直さざるを得ない日が来るのも近い
かもしれません。

ちなみに、今回取り上げた
Vestiaire Collective
（ヴェスティエ－ル・コレクティヴ）
は、日本からでも利用＆配送可能です。

ラグジュアリー商品専門の
プラットフォームとして、
査定や保証制度がとても充実しているので

高級ブランド品でも安心して取引出来ます。
気になる方はアプリを覗いてみて下さいね。

さて、
衣類にまつわる環境問題が

私たちの生活に、
ダイレクトに影響を及ぼすところまで
迫っている現実を

知っていただいたところで、、、
大変お待たせしました！

／
中古品に抵抗ある方必見☆
開運セカンドハンドとの出会い方３選
＼

をシェアしてまいります。

まずはコレからの時期、
ご実家に帰省される際にはぜひ
チェックしていただきたい項目から・・・

▼▼▼

１. 実家のタンスは宝箱

「え〜〜〜！？」

と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、笑

本当です！ ｷｯﾊﾟﾘ


ここまでご紹介してきたように、
FFブランドの台頭から20年余り。

服づくり工程の簡素化が進み、
昔ならではの縫製技術が
どんどん失われていっています。

この流れが加速するにつれ、
細部にこだわって作られていた時代の
商品の希少性が上がり、

今、古着の値段が高騰中
なんです。

と、聞くと
どうでしょうか？

ご実家のタンス、
急に気になりませんか？笑

赤の他人が着ていた物には
抵抗はあっても、

身内の方が持っていらした物なら、
少しハードルが下がるかもしれません。

次回の帰省時にはぜひ、
箪笥チェックしてみて下さいね☆

さてさて、
気になる続きの

２. ◯◯◯◯◯◯商品を選ぶ。

３. ◯◯◯◯◯◯に行ってみる。

については、
ニュースレターにてご紹介します。

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