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笹井芳樹は専門用語で煙に巻くような人間ではなかった

【不正の全容解明が難航する恐れ】

 撤回されたSTAP論文については、最初の調査委員会が不正と認定した2件以外の疑義を対象とした予備調査が始まっている。論文作成の詳細な経緯を知る笹井氏が亡くなり、不正の全容解明が難航する恐れもあり、加賀屋氏は予備調査の中断や遅れの可能性を「影響はあろうと思うが、関係の専門家の意見も踏まえて決定していく」と述べた。 須田桃子〈捏造の科学者 STAP細胞事件〉より

【笹井芳樹はすべてを知る立場にあった】

 理研は、もはや小保方との起訴など大して問題にはしていないかもしれない。それよりも、小保方のラボと論文を蔭で完全にコントロールしていた笹井の問題が焦眉の急だったのではないか。笹井は、すべてを知る立場にあった。論文をめぐるトリック、ここ数年の研究費の流れ。理研がおこなうベンチャーヘの投資や予算の差配に、笹井の関与はあまりにも大きかった。理研は明確に、小保方を切る姿勢だが、笹井は守るつもりだった。その意味するところは、大きく深い闇の中にある真相に直結する。理研は些細に真相を語られることが最悪の事態なのである。そんなことになれば、理研という組織が崩壊しかねない。 小畑峰太郎〈STAP細胞に群がった悪いヤツら〉より

✔️【真相〈「笹井芳樹の死で不正がなかったことを解明するのが難航する」が正解〉】

 「笹井氏の死で不正の全容解明が難航する」などと言っていますが、「笹井芳樹の死で不正がなかったことを解明するのが難航する」の間違いではないでしょうか?

 笹井芳樹は小保方晴子に宛てた遺書の中で「STAP細胞を再現してください」と言っており、STAP細胞が嘘ではなく本当だったことを知っていたのです。

【公開されない笹井芳樹の遺書】

 笹井芳樹の遺書は、おそらく現在もまだ全文は公開されていないと思われます。

 慶応大学教授の金子勝も……

 「もし理研が、笹井氏の自殺で不祥事がうやむやになればと思っているのだとしたら間違っている。笹井氏の遺書を公開し、なぜ自殺にまで追い込まれたのかを国民が検証できるようにするべきだ」

 ……と言っています。

 おそらく遺書にはSTAP細胞が嘘ではない決定的な根拠や、理研や科学界の闇などが「わかりやすく」書かれているのだと思われます。

【笹井芳樹は専門用語で煙に巻くような人間ではない】

 小畑峰太郎は〈STAP細胞に群がった悪いヤツら〉の中で「笹井は難解な専門用語で煙に巻く卑怯者だ」とののしっていますが、実際はまったくの逆。

 たとえば笹井芳樹の言葉にこういうものがあります。

 断定的な、若山の理解=正しい(正義)、小保方=間違い(悪)、という構図を言うのは、あまりにもナンセンスではないでしょうか?逆も十分ありえますし、次に必ずやるはずの「キメラ作製」のときに毛色が違うことが明らかになるマウス系統をわざわざ意図的に小保方さんが取り違える意味がまったくわかりません。

 その2人の間の意思疎通の悪さ、ミスコミュニケーションを含め、ラボのdiscussionテーブルで話すべきことで、公共放送でこの扱いはまったくおかしな話だと思いました。かなり作為的な決めつけや断定が、若山さんなのか、その周囲なのか、メディアなのかわかりませんが、本来の検証の枠を超えた場外乱闘で、ヒールを仕立てているような不気味さを否めません。

 もう1つ。

 私が1つわからないのは、どうしてもっと「一定期間(たとえば3ヵ月)の間に小保方さん本人に再現をしてもらうこと、さらにプロトコール化(実演写真付き)や講習を実施」をしてもらうことの声が、マスコミからも大きくならないのか、ということです。インターネットなどでの声では、そうした声はかなりあるのですが。

 結局、1番再現に近い、また再現に責任がある人、が、ラボから遠ざかった状態でいることが、この問題を非常に複雑にしてしまっていると思うのです。欧米では、当然、そういった論調になると思うのですが。日本では、ブログベースの無責任な「枯れすすき論」のような推理小説だけが盛んで、非常に違和感を持っています。

 須田さんは、なぜ、そうした声が、強くならないと思われますか?(本人の心身の疲労への国民的配慮だけでしょうか?)

 そうした声が強くなれば、理研も小保方さんご本人もポジティヴに考えると思うのですが……

 ……どうでしょうか?とてもわかりやすい説明だと思います。

 きっと遺書にはこのようなわかりやすい文章で、STAP細胞が嘘ではない理由が誰にでも理解できるように綴られているのだと思われます。

 そのため遺書がいまだに公開されていないと考えるのが合理的だと思います。

【まとめ】

 ●笹井芳樹の死で「不正がなかったことがうやむやにされた」が正解。

 ●笹井芳樹は専門用語で煙に巻くような人間ではなかった。


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