見出し画像

須田桃子こそが小保方晴子と笹井芳樹を追い詰めた張本人である

【笹井芳樹の死】

 8月5日の午後10時過ぎだった。出社した私は、いつもと違う重苦しい雰囲気に気づいた。夕刊の当番デスク席にいた西川拓デスクのほうを見ると、目が合った。

 「笹井さんが亡くなった」

 「え……?」

 一瞬、頭が真っ白になった。(中略)

 思えば私のSTAP取材は、1月の記者会見に「『絶対に』来るべきです」という笹井氏からの誘いのメールで始まった。それ以後に受け取ったメールは約40通。最後の1通の日付は7月14日だった。査読資料に関する質問への回答で、「(論文を)撤回してしまったあとは、なにを言ってももはやしかたないと思います」と結ばれていた。

 再三の面会によるインタビューの申し込みについては応じてくれず、電話に出てくれることもなかったが、メールでの問い合わせにはほぼ毎回、答えてくれた。ときに心情を吐露するような言葉もあった。3月29日のメールの追伸には「今回の件が、私の研究者人生に大きな打撃を与えたのは間違いないでしょう。この先挽回できないかもしれないほどのものかもしれません」と綴られていた。私は当時、笹井氏を心配し、心を痛めたが、こんな悲劇が待っているとは想像もできなかった。読み返すうちに、画面が涙でにじんだ。 須田桃子〈捏造の科学者 STAP細胞事件〉より

✔️【真相〈須田桃子は正義のジャーナリストなどではない〉】

 これだけを読むと、あたかも須田桃子が笹井芳樹の死に心を痛めている人物(=社会正義のためにSTAP論文の真相を追求し続けたジャーナリスト)のような印象を受けます。

 しかし、これもまたまったくの逆。

 小保方晴子の〈あの日〉から引用します。

 2014年の間に私の名前が載った記事はいったいいくつあっただろうか。そしてその中に真実が書かれた記事は果たしていくつあっただろうか。私は全国新聞やNHKは真実を公平に報じていると信じて疑わなかった一国民だった。しかし想像だにしなかった側面を垣間見ることになる。

 私個人に対する取材依頼は連日のように来た。「記事化を考えています」「何日までに返事をください」というメールは脅し文句のように感じられた。返事をすると都合のいいところだけを抜粋して記事に使用され、返事をしないと「返答がなかった」と報じられた。

 特に毎日新聞の須田桃子記者からの取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった。脅迫のようなメールが「取材」名目でやってくる。メールの質問事項の中のリーク情報や不確定な情報をあえて盛り込み、「こんな情報も持っているのですよ、返事をしなけばこのまま報じますよ」と暗に取材する相手を追い詰め、無理やりにでもなんらかの返答をさせるのが彼女の取材方法だった。

 笹井先生からは、「このまま報道されては困るからできるだけ返答するようにしている。メールボックスを開くのさえつらい。日々、須田記者の対応に追われてノイローゼがひどくほかの仕事ができなくなってきた」と連絡を受けた。丹羽先生も同様のメールや電話の攻勢を受け困り果てていた。メールの最後は「お返事がない場合にはその理由をお知らせください」と締めくくられる。自分さえ多くの情報を得ることができるなら、取材をかける人たちにどれだけ大きな負担がかかろうが構わないのだろうか。その手段は暴力的だと私は感じていた。

 須田記者は「取材」という名目を掲げればどんな手段でも許される特権を持ち、社会的な善悪の判断を下す役目を自分が担っていると思い込んでいるかのようだった。どんな返事や回答をしても、公平に真実を報道しようとはせずに、彼女が判定を下して善悪が読み手に伝わるように記事化し、悪と決めた私のことを社会的に抹殺しようとしているように思えた。

【須田桃子の無神経なお悔やみメール】

 ……もう1つ。

 笹井先生のご家族から代理人を通して、ご家族宛ての手紙の中に、「マスコミ等からの不当なバッシングに疲れ切ってしまった」と書かれていたと発表があったと聞いた。同様に内容は私に宛てられたお手紙にも書かれていた。

 私のもとには、「心境を聞かせてください」という取材依頼が殺到していた。丹羽先生は、「須田記者から笹井先生の件についてのお悔やみが書かれたメールが来た」と言い、「どういう神経しとるのやろ」と吐き捨てるように言った。

 ……この丹羽仁史の発言で、須田桃子が笹井芳樹を自殺に追い込んだ犯人の1人であることがわかります。

 その須田桃子から「お悔やみのメール」などというものが届けられたのですから、小保方、丹波、笹井の遺族の怒りは計り知れないものだったことでしょう。

【まとめ】

 ●須田桃子は自著の中では笹井芳樹の死 に心を痛めていると書いているが、笹井芳樹らを最も精神的に追い詰めていたのが須田桃子だった。
   

 この記事が少しでも役に立ったと感じていただけたら応援クリックお願いします🙏


 国民の3人に1人がかかると言われるがん。しかし、受けるのが常識とされている標準治療は、実は大変危険なものなのです。がん食事療法をぜひご検討ください。

STAP細胞が本当に存在する17の証拠 目次へ


サポートしていただければ嬉しく思います。もちろん、すべて《世界の真実》を見つけるための費用にしたいと思っています。