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放射能を浴びることになる三朝温泉に入るとがんの死亡率が低くなる

【三朝温泉】

 ラドン温泉、ラジウム温泉の例もよく出される。

 最も有名なのは鳥取県三朝温泉の研究である。ホルミシス論者の遺伝学者、近藤宗平のグループが1992年に発表したデータによれば、三朝温泉地区と、ラドン温泉のない周辺地域の住民を比較したところ、三朝温泉地区の住民のがん死亡率が大幅に低かったというのだ。

 ところが、同じ研究グループがその後再調査をおこなって分析し直した結果、三朝地区と周辺地区では大きな差は見られないことを確認し、1998年に発表。1992年発表の調査にはデータ収集に問題があったことや、三朝地区のがん死亡件数を少なく見積もっていた可能性などが指摘されている。

 にもかかわらず、ホルミシス信者は1992年の発表だけを宣伝している。これはデータの操作というよりは、詐欺的行為である。 小林よしのり〈ゴーマニズム宣言スペシャル 脱原発論〉より

✔️【真相〈37年間におよぶ疫学調査が存在する〉】

 小林よしのりはなぜか近藤宗平のグループの調査しか紹介していないのですが、実は岡山大学三朝医療センターによる37年間におよぶ疫学調査が存在し、温泉地区のほうががんの死亡率が低いことが明らかになっているのです。

 このデータに触れずにホルミシス肯定派に対して「詐欺的行為である」とは笑止千万です。

【まとめ】

 ●三朝温泉の調査は近藤宗平のグループのもの以外にも、岡山大学三朝医療センターの37年間におよぶものが存在する。


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 国民の3人に1人がかかると言われるがん。しかし、手術、抗がん剤、放射線の標準治療は大変危険なものなのです。がん食事療法をぜひご検討ください。

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