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不安になる時

突然来る、猛烈な不安感に対抗する方法を私は知りません。

私は人生、まだたかだか22年と少ししか生きていませんが、損をしていると思います。というより、損をしています。

私は私のことが好きになれないし、好きになれないおかげで自信も持てませんし、素直にもポジティブにと程遠い人間である事は間違いないでしょう。

ああ、つまらない人生送ってるな、つまらなくしているのは他でもなく自分だなとは思います。


こんなに私を愛してくれる人がいた、と感じるくらい愛を感じていても、不安になる。

そして気づけば、好きだと言いたいのに、返答を恐れて 好き すら言えなくなる日もある。

心を許している長年の友人、もう今更仲が悪くなるなんて無いだろうと、この人ならと、お互いに感じているという実感がある。

のに、相手の無の表情が見えた途端に、私は何か失言をしてしまったのでは無いか、嫌われはしないだろうか。と、不安になる。

普段からお互い無言でも過ごす時間があっても大丈夫だったのに、それでも不意に不安になる。

私が私を好きになれたら、そんな不安も生まれなかっただろうし、悶々とした時間も、楽しい時間に変えられただろうと思います。

昔はきっと、もっと自信があって、自分の事を好きだと言えただろうと思います。

年々関わらなければならない人が増えていく中で、こうも私は私を見失ってしまったのかとふと思う日もありますね。

そういう時は、物心もついていない年齢の私が、両親と一緒に聴いていた音楽を聴くのが好きです。


とまあ、仕事を終えてこれを書きつつ、帰宅したのですが、冷房を消し忘れていました。

こういう所なんだよなぁ、私は。という感じ。


いつか、こんなことを友人に言われました。

「貴方が貴方をそんなに卑下して、じゃあそんな貴方の事が好きで、今もこうやって友達である私はなんなの?それはもはや私にも失礼だよ。」

ああ。と思いました。

私は、自分の事が好きではありませんし、とっても沢山の友人が居る、という訳でもありません。

しかし、私には勿体無いと感じる素敵な友人に囲まれて、幸せ者が過ぎるよなと幾度となく感じていました。

ただこれで少しだけ、周りが素敵な人だらけなのは私が素敵だからじゃないか!とか、調子に乗って言い聞かせるくらいにはなれました。

ただ、やはりまだまだ、私は私を好きにはなれていません。








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