14 東京の離島11選
東京には伊豆諸島に9島、小笠原諸島に2島の有人島があります。
都心からのアクセスも抜群な東京の島には、満点の星空と透明度の高い海、新鮮な魚介など様々な魅力があります。
本記事ではその魅力について詳しくお伝えしていきます☺︎
伊豆諸島
◾️伊豆大島(いずおおしま)
火山島であり、三原山の裏砂漠や地層大切断面は大島ならではの景色です。
海水浴場、温泉、動物園、椿園、ゴルフコースなどの施設もあり、様々な楽しみ方ができます。
白身魚を唐辛子醤油漬けにしたべっこう寿司、明日葉(あしたば)、くさやが名物です。
◾️利島(としま)
20万本の椿が自生しており、冬には島中で椿の花が咲き乱れます。
港周辺にイルカが棲みついており、イルカと触れ合うアクティビティも楽しめます。
湾がなく波の影響を受けやすいため、着岸率が伊豆諸島一低い島でもあります。
伊勢海老、さくゆり焼酎が名物です。
◾️新島(にいじま)
白砂の海岸がサーファーに愛されている島で、夏場は海水浴やマリンアクティビティが盛んです。
湯の浜露天温泉や、砂むし風呂のある間々下温泉など、温泉も豊富にあります。
島のいたるところにコーガ石で造られた建築物やモヤイ像があります。
くさや、特産のコーガ石から作られる新島ガラスが名物です。
◾️式根島(しきねじま)
複雑なリアス式海岸を持つ島です。
地鉈温泉、足付温泉、松が下雅湯など水着で入れる露天温泉が豊富にあります。
海水浴場は波が穏やかで家族連れにもおすすめです。
島とうがらしが入ったねぎとりラーメン、魚のすり身の中にご飯が入ったたたき丸、あげぱんなどの郷土料理も堪能できます。
◾️神津島(こうづしま)
透明度の高い海、美しい白浜や星空、豊富な地下水が魅力の島です。神々が集う島とされ、多くの民話が残っています。
近くで海水浴ができる赤崎遊歩道は人気の観光スポットです。
花の銘仙にも選ばれた天井山には、白い砂浜が一面を覆う裏砂漠やハートの形をした不動池などがありトレッキングも楽しめます。
金目鯛やパッションフルーツが名物です。
◾️三宅島(みやけじま)
度重なる火山活動により生まれたダイナミックな自然景観が魅力です。
新鼻新山、七島展望台が代表的な観光スポットです。
1983年の噴火跡に整備された火山体験遊歩道では、溶岩に飲み込まれた学校の跡などを間近で見ることができます。
島のり弁当、牛乳煎餅が名物です。
◾️御蔵島(みくらじま)
手付かずの自然が残るのどかな環境で、イルカと泳ぐツアーや巨樹の森のハイキングが人気です。
基本的には宿泊施設での食事となります。
◾️八丈島(はちじょうじま)
飲食店や宿泊施設が充実しており、かつて日本のハワイと称されていました。
温泉施設が島中に点在しており、みはらしの湯からは絶景を眺めることができます。
八丈富士ではハイキングが楽しめ、火口の淵を一周するお鉢めぐりのコースも。途中には牛を放牧した牧場やフリージア畑などがあります。
島寿司、牛乳せんべい、島焼酎が名物です。
◾️青ヶ島(あおがしま)
世界的にも珍しい二重カルデラ火山の地形。
島の側面が断崖絶壁で上陸が難しいことから、東京の秘境とも呼ばれています。
人の手が入っていない自然が多く残っており、二重カルデラを一望できる大凸部、地熱を利用したサウナ、食材をふかして食べられる地熱釜などが有名です。
飲食店は限られているため、基本的に食事は宿泊施設で食べることになります。
さつまいもから作った焼酎「あおちゅう」やひんぎゃの塩が名産です。
小笠原諸島
◾️父島(ちちじま)
小笠原諸島の海は透明度が高くボニンブルーと呼ばれており、クジラ・イルカウォッチングなどのマリンアクティビティが盛んです。
また、固有の動植物が多く日本のガラパゴスとも称されています。
父島にはたくさんのビーチや展望台の他、南西に位置する南島、沈没船を海中で見られる堺浦海岸などの観光スポットがあります。
ウミガメ料理、アカバなどの島魚、島レモン、焼酎に島レモンを絞った「水レモン」が名物です。
◾️母島(ははじま)
手付かずの緑が残っており、ハハジマメグロなど絶滅危惧種の野生生物も多く生息しています。
父島に比べると観光客も少なく、静かな雰囲気の中ゆったりと過ごすことができます。
ウミガメ料理は醤油ベースで父島との味の違いを楽しめます。海底で熟成させたラム酒も名物です。
以上です。
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