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マーケティング視点で「推しからの認知獲得」について考える ②

↓前回の記事はこちらです。

さて、認知認知と言っていますが、そういえばオタク(わたしも含めて)の言う「認知」って「単なる認知」じゃなくて「認知された上でのレス」までを指しているな? ということに、この記事を書き始めてから改めて気付きました……。

ちなみに、マーケティングでいうところの「認知」とは……消費者がモノを買うまでの意思決定に関して「AIDMAの法則」というものがあるのですが、このうちの「A」が「認知」に当たります。

A(Attention)……注意・認知
I(Interest)……興味・関心
D(Desire)……欲求
M(Memory)……記憶
A(Action)……行動

ここでのAって、要は「おっ、こんなもんがあるんだ~」というところですね。そして、その後にI→D→Mと続いて行動=購入される(モノが売れる)、という流れです。

一方でアイドルの場合、「おっ、自担だ」という気付きから行動=レスまで一気にショートカットされることがままあります。少なくともA→Aでモノが売れる確率よりは遥かに高確率だと思います。なので、「レスは何度ももらってるのに、なぜか向こうはわたしを覚えていない……」という悲しい事故もそこそこよく起きます(経験者は語る)。

とはいえ、現場でこっちの存在に気付いてもらうことは、「顔を覚えてもらってその上でレスとかファンサしてほしい……」という淡い願いを叶える第一歩でもあります。ということで今回は、そもそもどーやったら現場で推しに見つけてもらえるようになるのかについて、ビジュアル面を中心に考えていこうと思います~。ビジュアルと言っても「美しくなりましょう!」みたいな話ではないのでご安心ください。笑


推しはあなたの顔を見ていない……かもしれない

これはわたしの経験則なのですが、認知の側面で考えたとき、「(比較的)顔が可愛いオタクが強い」……というわけでは決してない、というのが、わたしが追っかけをしていた中での肌感です。

一方で、

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