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#サーフェイス

239:エキソニモの『Infected Cites』をめくる📖

エキソニモの『Infected Cites』を読んだときに,面白かった体験.iPadをめくるという感覚を感…

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7か月前
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238:大森荘蔵『新視覚新論』を読みながら考える05──4章 「表象」の空転

脳が予測に基づいて外界を認知・行為していくことを前提にして,大森荘蔵『新視覚新論』を読み…

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7か月前
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199:thinking of it as moving up or down between different layers of codes and l…

A revolution in language practice, with important theoretical implications, occurred whe…

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2年前

176:意識に物理世界との誤差が最小限の「モノもどき」ができあがる

​​ハードウェアとソフトウェアとが一体化したモノ=ヒトということになるとすれば,モノ自体…

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3年前
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175:同一の情報源としての紙のページから生成された別の「認識」を改めて認識してい…

ルーカル・ブレイロックの《Making Memeries》の体験を記述,考察してみたい.《Making Memeri…

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3年前

174:3DCGがもつ表現の「膨張」した部分

児嶋啓多の作品を論じたnoteで「フォトリアル」という言葉を使って以来,この言葉が気になって…

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3年前
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173:ペーストとデータとが接合されたものが意識に上ってくる

渡辺正峰『脳の意識 機械の意識』の第5章「意識は情報か,アルゴリズムか」に「多層生成モデルが実現するリアルな脳の仮想現実」という節がある.そこに次のように書かれている. このようにリアルな生成モデルでポイントとなるのは,高次の視覚部位がもつ記号的な表象から,三次元のバーチャルな世界へといったん表現が膨らみ,その後,二つのカメラに相当する眼球由来の低次視覚部位の表現へと収斂されることだ.p. 265 「生成モデル」というのは脳の機能で高次の記号的表現から三次元の仮想世界をつ

171:「バルク」を振り返ったら,バルクもサーフェイスも消えた

1つのモノをバルクとサーフェイスという2つの異なる言葉で考えるためにバルクは導入された.そ…

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3年前
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170:「現われる」に強制アップデートをかける

「現われる」から考えることが大切かもしれない,ということを哲学者の田口茂の以下のテキスト…

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3年前
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169:スカスカの世界とミチミチの身体

11月27-29日に名古屋で開催される「注文の多いからだの錯覚の研究室展 名古屋電映博2020」のな…

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3年前
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162:ヒトを締め出し,同時に,ヒトを受け入れる「realm」としてのインターフ…

iPhoneとMacBook Proとを行き来しながら,ディスプレイに触れ続け,見続けると,私は「there」…

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3年前
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161:it-there-realm📱エキソニモ《realm》の考察💻

私はエキソニモの《realm》を,まずはiPhoneで体験した.iPhoneのディスプレイをタップすると…

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3年前
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160:情報を操作可能な仮想バルクとしての「三次元座標空間」

YOFの《2D Painting [7objects, 3Picture plane]》で,3つの平面に浮かぶ球体を見ると,球体は…

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3年前
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158:「重なり」を持たない「厚み」を見る

《2D Painting》ではどうなるだろうか.このシリーズでは,情報を具現化するのがピクセルではなくなっている.YOFは,これまでもヴァルールに基づいた二次元画像を具現化するときにキャンバスなどの二次元平面を用いてきた.ここでも情報を具現化するのがピクセルではなくなっているが,平面をグリッドで区切ることでピクセルの集積で示す情報を転写できたと考えられる.しかし,《2D Painting》では三次元空間にピクセルに基づいたヴァルールによって生じた情報状態を転写しなけばならない