【アクステ】舞台アクダマドライブ!感想!【最高】

①アクダマドライブだいすき!

私はアクダマドライブ(原作アニメ)のことを「頭おかしいキャラ達がイカしたネオンライトに照らされながらハチャメチャしてるアニメ」と認識してるのですが、舞台上でまんまソレが見れて良かったですね。
開幕→オープニング→青×紫の照明(キービジュアルのやつね)の中にアクダマたちが登場!!した時点で、私はもう9割満足してしまいました。しかしこういう明らかな見せ場ア!!じゃない部分…キャラ達が会話してるだけの些細なシーンの照明も、めちゃよかった~。
私、アクダマアニメのライティングの表現がめちゃくちゃ好きで…。これとかね。シルエットを縁取るライト!部位によって黄色みがちがうんですよ。すごい~。

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あとこれとか。左の髪に緑のライトがあたってるやつ!キャラクターに照り返す光がどのカットもめちゃくちゃイイんですよ。

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で!ステもですね、メインの照明とは反対色?のライトで人物のシルエットを縁取りしてて、うわ~~アニメのアレじゃーん!!と思いました。
こういうの単純に見てて楽しい!ってのももちろんあるが、「原作で私がスキだったポイント、ちゃんと拾ってもらえた!」って…。めちゃくちゃ嬉しかったですね。

②2.5次元っていいな

私、実はあんまりアニメの舞台化が好きじゃないんです。2次元として完成されている作品をなんでわざわざ3次元に変換するんだ?と思ってしまう。
アクダマドライブにしても、ハッカーのカチャカチャターン!!とかさあ、こんなんアニメだからカッコイイのであって現実の人間がやったらイタいでしょwwwと思っていた時期が私にもありました。
んあああめっちゃがっごよがっだ~(T_T)舞台いっぱいに電脳空間が広がってて、"潜ってる"感がよりリアルになっててもう…こんなんみんなの夢じゃん。夢が現実になったやつじゃん。舞台で見れてよかった~。てかカチャカチャターン!!の解釈が「電脳空間でカコイイダンスとラップする」って、なんか良いね。
この作品は2次元が最適解!という自分の思い込みがぶっ壊されるのって最高でございます。

③アクダマアニメのどこがスキ?

私の「アクダマアニメのスキポイント」は沢山あるんですが、ステだと結構落選してしまい無念。ネオン看板で地名がいちいち表示される演出とかね。新エリアに来た!って感じで好きなんだけど……ステでも見たかったな~笑
でも一番無念だったのは「詐欺師・推定懲役???年」のカットインがぶっ飛ばされたところかなあ~。
アニメのさ~キャラ名でてくるカットインさあ~めちゃくちゃ好きなんです~。ステでもさ~、他アクダマのキャラ紹介んとこはさ~…めちゃ神で…。カメラでアクダマを映して~…カットイン!バアン!って、めちゃ良かったあ!!ウオオオン!!(T_T)冒頭からテンション爆上がりだったのです。
冒頭でもうこんなにかっこいいのに、最後の…「詐欺師!推定懲役???年!」バアン!は一体どうなっちゃうの!?わくわくしてたんだが…ななななかった…うおおん…。
アクダマドライブって原案はゲーム会社だからか、ゲームっぽい演出が散りばめられていて、私はそこがめちゃくちゃ好きなんです。だけどそういう「ゲーム文脈から来るカッコヨサ」は、舞台側のひとびとにはあんまり刺さらなかったのかな。
いや~でも、そうだとしたら逆にすごいなとも思ったんだよね。私のスキポイントは、舞台側の人々とは相違していたみたいだけれど、それでも私はこの舞台を見て感動したし格好良いと思ったから。

④舞台「アクダマドライブ」

でも別に、私の「アクダマアニメのスキポイント」を全部拾ってほしかった!!と思ってたわけじゃないよ。てかむしろ拾わないでほしいと思ってた部分があった。それが…殺人鬼なんですけど。
だって…はー…。あー----………。
ア ニ メ 殺 人 鬼 す ご す ぎ る ! ! ! !
まず、アクダマ原作における殺人鬼というキャラのスゴさについて語ろうかな♪
こいつね~サイコパスド変態女主人公にベタ惚れ系殺人鬼とかいう、表面だけ見るとベッタベタにアニメくさいキャラなんです♪てかさ~スーパーハカーとかサイコパスキャラってさ~逆に難しいよね。ちょっとでも手を抜くと一気にダサくなるから。あと、自分としてはもうこういうキャラって見飽きてて、またかーふーんて思いながらアニメ見てたんです。…。…。
しかしいざ見始めたら、す、すげえ!アクダマドライブの殺人鬼とかいうキャラ!すげえ!!!さすが小高さん、頭ブットんだキャラの頭ブットび具合がすごい。そして何よりcv櫻井孝宏のサイコパス演技がすごい!
で、なんといっても第9話「THE SHINING」ね!作画がすごい!カメラがすごい!演出がすごい!表情がすごい!一枚絵のつよさがすごーい!!ああー-このアニメ的な凄さをアニメ映像で全力投球される、良さ!!ああー!!!すごいすごい!すごいよおおお!!!(※)
こんなん見せられたらもうアニメ以外の殺人鬼なんて見れないよお!!!
…。
って思ってたから…。
……。
…………。
ス テ 殺 人 鬼 す ご す ぎ る ! ! ! !
私がアニメアクダマドライブ、一般人vs殺人鬼に感じていた感情が………………………………………
演者の身体一つでぜんぶ表現されてる!!
私が「THE SHINING」に抱いていた感情が…………………
舞台でぜんぶ表現されてる!!!
う…………………
ウオオオォォォォオオオン!!!!!!
(ここの感想、何度も書き直してるんですけど、何度書いてもウオオオン!しか出てこないんですよね。)
す、すごおい……居る………殺人鬼が!
居る…在る…!ここに…!これは…!!!
舞台!アクダマドライブ!!
舞台「アクダマドライブ」だ!!!!!!

⑤舞台っていいな

感想は以上です。舞台、いいね!!!うーん。アニメの舞台化作品を好きになったのは初めてかな。やっぱり自分の見慣れた媒体が一番好きなので…一番好きだと思ってたので……。なのに……。舞台、いいね!!!あ~~~~~~~~~たのしかった♪いろんな舞台見てみようっと♪♪

(※)9話は、殺人鬼のぬるぬる動く感じとかホラー映画っぽい空気感とか、アニメの中にアニメっぽくないものが入り込んでるキモチワルサがある回だから、「アニメ的な凄さ」って言い切るのもどうかと思ったのだけど、
…なんか…なんかそういうの全部ひっくるめている表現と思ってください。


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