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大井町「肉のまえかわ」:嗚呼、愛しのささみ皿よ

歴史があり、信頼できるお店でなければ頼むのに躊躇する。そんな一食にささみ刺しがあるでしょう。

カンピロバクター感染症の危険性が広く知れ渡るようになったいま、レバ刺しみたいにいつの日か規制されるかもしれない。そうなったら仕方がない。からこそ、今のうち。

幸ある大井町ロマニズム

大井町駅前の昭和感あふれるその一角に、オジさん憩いの立ち飲み屋があります。それが「肉のまえかわ」。

もともと肉屋として営業し、20年ほど前から酒類も扱うようになり、いつしかほぼ立ち飲み専門となったお店です。肉の角打ちってすごくない?

往年の肉屋を思わせるインテリア。こういう場所で飲めるって、幸せしか感じません。

綺麗な店もいいのよ! 大好きよ! でも、大井町の居酒屋文化ルネッサンスを堪能するにはコッチでしょう!

氷入りグラスありのチューハイも頼めるけど、冷蔵庫に入った缶ビール、缶チューハイを選べるのも、オジさん的居心地のよさに直結しています。

いつまで君を愛せるだろうか

さて、肉のまえかわサンといったらコイツです。

ささみ(250円)先輩です。

湯がいてから表面を切り落としたのか、いやいやんなことしてたらこの値段じゃ出せないでしょうとか、最初にお店に訪れた時はいろいろ考えちゃった。

2度めからはただただ「うめえ」しかない。このお値段で、しかも待ち時間なくいただけるだなんて、もう惚れるしかない。

生肉の甘みとニンニク醤油か生姜醤油のピリリ感が、またね。500mlの金麦(290円)と手を取り合って末永くお幸せに案件ですよ。

和牛ランプ肉の牛タタキ(650円)もお値打ち特価だと思うのだけど、申し訳ない。ベリーキュートなピンキー先輩の微笑みの圧勝です。

その他のオツマミもお得感あり

どしっとしたパンチある旨味が欲しくなったら、チャーシュー(300円)もいいですね。煮込んだ上に甘辛のタレにくぐらせて表面をじゅわーっと焼き上げた逸品です。

ほかにも揚げ物、串焼きもありますよ。

そして記事を書いているいま、気がついた。ひれカツ(180円)は揚げたてが食べられるんだ!

ごちそうさま!!!!!

https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13012571/


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