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Xデザイン学校 ベーシックコース #6 アイディア創出と受容性評価

考える=作業(行動)

考えるということは、腕を組んで考えるふりではない。考える対象をどう作業化して、素早く行動できるかがポイントになる。そのためには、口頭で会話し続けるのではなく、いかにポストイットやホワイトボード等を用いて可視化しながら、共同作業できるか重要であるということ。

数時間掛かった議論のアウトプットがこれっぽっち?みたいなことは結構な頻度であるかもしれない。とくに空中戦になりがちなタイプが集まる会議では、その傾向が強まる気がする。わりと上層部との会議とか。

ポストイットやホワイトボードなどに意見をならべていくことで、参加者の体の向きも対面姿勢から、同一方向に向かう姿勢になり、共同作業感が増すのだと思う。初期のデートでは、テーブルよりカウンターの方がより親密な雰囲気をつくりやすいというテクニックが昔からある。この話しに共通する部分がある感じだと思う。

つい敵対関係になりがちな相手がいる場合には、とくに有効かもしれない。
どちらが正しいのか、自分の正当性を証明したい。負けたくない、相手を論破したいという不毛な心理から互いに開放され、自分や相手の意見をオブジェクト化することで、所有者を曖昧にさせることができる。
くっつけたり、囲ったり、対比することで、ひとつの意見に固執されず、俯瞰して会話を進めやすい状況を作れるイメージができる。
会話の進め方もあわせて、そういった雰囲気を作り出せれば、とても友好的で生産性の高い場を作れるだろう。


コンセプトを伝えるということ

人によってコンセプトの使い方は本当にさまざまだが、一言でつたえるようなことではないようだ。
「そもそも、コンセプトって何ですか?」「どういう意味合いで使っていますか?」と聞かれたら答えられる人は少ないと思う。言葉そのものに曖昧さがあるので、抽象度高く、ざっくりと雰囲気で伝えがちなものかもしれない。
相手にコンセプトを伝えるために、ペルソナとバリューシナリオを用いたとして、このくらいのレベルで文章化されていないと、伝わらないと考えたほうがよさそうだ。

ペルソナとバリューシナリオにおいても、やはり、前回の講義同様に人に理解してもらうためには、外化というキーワードが重要になってくる。
外化することで、そのアイデアがどれくらい可能性がありそうか、検証できるかもしれない。外化することが難しいアイデアは、成立しないとも言えそうだ。もしくは、自分自身がそのアイデアを理解していない、考えられていないということになると思う。

グループワークについて

チームリーダーの頑張りと浅野先生の助け舟によって、やっとサービス骨子が固まってきた。
いままでサービスの方向性が見えていない中でワークを進めるのが難しかったが、骨がないモヤモヤがなくなり、かなりワークを進めやすくなったように感じる。
参加可能な主要メンバーで進めていかざる得ないこともあり、チーム内で情報格差が生まれていると思うが、ワークを通じて、外化を意識することで、必要な共有ができるのはないかなと思う。

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