はじめに

こんにちは。都内在住27歳のOLです。
2022年6月に有楽町の品川近視クリニックでレーシック手術を受けました。
結論、受けてほんと～～によかった！毎日ハッピーです！！

概要

きっかけ

小学生の頃からすこぶる目が悪く、朝起きた瞬間から夜寝る間際までメガネorコンタクトが手放せない生活をしていました。コンタクトは左右-5.0、若干の乱視も入っていたせいか、コンタクトをしてもものが見えづらく、四六時中目つきが悪いことがコンプレックス。「いつかはレーシックしたい！！」とずっと思ってました。

直接のきっかけになったのは、身近な友人がICL手術を受けたこと。
世間的な「レーシックよりICLでしょ」という潮流も感じていたので、当初は同クリニックでICLを受けることを検討していました。（この段階で予算60万くらい）

ICL

各手術の概要については医療機関のサイトで見ていただくのが確実かと思いますので、省略。ICLはざっくり言うと目の中にコンタクトレンズを挿入して視力を補正する手術のことです。

• レンズが外せるから可逆性があること

• 品川近視クリニックは症例数が日本１であること

という2つの安心があることと、大きなリスクは感じなかったことから、ひとまずカウンセリング（検査）を予約しました。

カウンセリング（検査＋プラン相談）

カウンセリングはGW初日の朝10:30に予約しました。
ソフトレンズは検査3日前から装着NGなので日程調整に注意です。
所要時間は3-4時間。通常の視力測定はもちろん、角膜の形/厚みを調べたり、眼球の撮影をしたりとたくさん検査をしてもらいました。
この中で【遺伝子検査】というものだけは費用がかかります（1万円）。手術費の中に含まれるもののようで、検査と手術を別日に行う場合は検査費の1万を先払い、手術費は1万円引かれて手術当日に支払います。（検査だけだとこの1万円は帰ってこない…）

検査終了後、結果を踏まえてカウンセリング担当の方とプランの相談をします。（おそらく医師ではない、女性の方でした）
この段階で、ICLでも問題はないがレーシックも受けられる眼であること、いくつかの観点からレーシックの方がオススメであることをお話いただきました。（角膜が薄かったり、ドライアイが激しかったりするとレーシック適応外と診断されることも多々あるとか。この部分を検査で慎重に判断しているようです。）

レーシックの優位点

お話をお伺いしたり、その後自分で改めて検討していく中で、大きく分けて下記4点から、ICLではなくレーシックを受けることに決めました。

• 費用が安い！
  ICLは60万～という費用感。乱視矯正を入れるとさらに費用が増。
  レーシックはオプションを付加しても40~50万には収まる。
  ※検討の結果オプションなしでさらに費用は30万以内に抑えられました。

• 術後回復が早い！
  レーシックの方が術後の回復が早く、手術翌日検診後から保護メガネはなし。お風呂も入れます。（アイメイクは1週間検診が終わるまでNG）
  ICLは手術後1週間は洗顔/洗髪禁止 ＆ 1週間後の検診まで保護メガネの着用がマストなのでちょっと動きづらい…。

• リスクが小さい！
  ICLは眼球を切って、その隙間からレンズを入れることになるので感染症のリスクが高まります（そのため洗顔/洗髪制限がある）。手術を行うことで白内障発症が早まるともいわれており、白内障手術時には必ずレンズを取り出す必要がある（＝費用がかかる）という点もデメリットに感じました。ほとんどの人が老後白内障になると言われているので、ほぼ必ず再手術してレンズを取り出す必要がある、というのは費用的にも心理的にも負担でした…。
  一方レーシックは眼のもっと表面を削る手術なので感染症のリスクはICLよりも低いとされています。不可逆である、とは確かに言われますが、角膜を削ることによるデメリットは（私は）感じられませんでした。
  （角膜も十分厚いので複数回の手術も可能、と言われたのもあり）

• 定期検査が必要ない！
  レーシックの術後検査は、翌日＋1週間後のみ必須。1週間後検診で問題がなかった場合、その後の検診は不要となります。
  ICLは翌日・1週間後・1ヵ月後・3ヵ月後・6ヵ月後・1年後の来院…に加えてその後も毎年1回は通院が必要とのこと。3年間は保障の範囲内で費用かからないらしいのですが、その後は有料…。結構面倒…。

カウンセリング時には手術の予約はせず、遺伝子検査代のみお支払いし、後日改めて電話で手術の予約を取りました。カウンセリングの際は角膜強靭化を付けたプランをおすすめ頂いたのですが、当日まで悩んだ結果、角膜強靭化はつけないことにしました！（現状の研究結果などを見ても、つけたことによる有意性を感じられなかった…。品川近視クリニック以外ではほとんど施術されていないようです。）

手術当日

手術日は16:30の予約を取りました。手術直後は結構目が痛くなるという口コミも見たので、帰宅してすぐに寝てしまえる時間帯を…という意図です。
ちなみに手術時も3日前からコンタクトNGで、事前も目薬点眼が必要です。

来院後は再度いくつかの検査をし、先生と最終術式の確認を行います。この段階で角膜強靭化を付けるべきかどうかの相談をさせていただきましたが、わりと先生も流れ作業的な対応なので、カウンセリングの時ほど丁寧な説明は受けられませんでした。笑
この検査～診察で1時間くらい。診察完了後、先に支払いを済ませるように言われました。（手術後すぐ帰れるのでこの仕組みはありがたかった！）

手術室は寒いと聞いていたので羽織を持って手術エリアに向かいます。何回か麻酔の目薬を差してもらい、緊張する間もなく名前が呼ばれ、いよいよ手術室へ…！

手術は2工程あり、まずはフラップと呼ばれるフタを作る部屋。大きな機械が目の前に降りてきてドキドキ。眼球には麻酔が聞いているので痛くないのですが、目に装着された器具が結構痛い（逆にその痛みしかない）。ビューラーでまぶたを挟んでしまった時の痛みの延長線上の感じ…。
痛いな～痛いな～と思っているうちに処置は終了。視界は真っ暗なので、なにをされているかは全くわかりませんでした。

その後角膜を削る処置のため、別の部屋に移動。視界はぼんやりしていますが見えなくなることはないんだなあと考える余裕はありました。

2つ目の処置も器具がとにかく痛い。いまいちどんなことをされていたのかは今も不明…。角膜を削られている際は焦げたようなにおいが若干するくらいで、こちらも器具以外の痛みは全くありません！すごい！

どちらの処置でも進行度合いを％で伝えていただけるので、あっという間に終わった感覚です。片目30秒くらい×4回、というくらいの肌感でした。
処置が終わったら15分ほど休憩し、目薬の説明を受け、先生に眼の状態を確認してもらったら帰宅です！手術室に入ってから30分くらいで終わりました。

帰宅

手術後にどっと疲れと緊張が押し寄せてきて、おそらく心理的なものですが気分がかなり悪くなりました。予めお願いしていた通り、同居人に迎えに来てもらいタクシーで帰宅。電車で帰るのは結構キツイなと思いました…。目が沁みるような痛みで、終始細目で移動するような感じでした。

帰宅後は夜ご飯を食べて即就寝。術後4-5時間が痛みのピークと言われていましたが、わたしは割と直後から痛かったので、痛みから逃れるためにもすぐに眠りました。（病院に行く前にシャワーを浴びておいてよかった…）

翌日検査

朝、起床した瞬間からはもうめちゃくちゃハッピー！！
前日苦しめられた痛みは全くなくなり、なんといっても視界が良好！起きた瞬間からすべてのものが見えるって本当に素晴らしい…。

翌日検査は9:30に予約。
朝早くてちょっと憂鬱だったのですが、前日は相当早く寝ていることと、検査を受けて問題なければ保護メガネから解放＆目薬の回数も減るので、結果朝イチで予約してよかったなと思いました。
視力検査の結果は1.2（無事一週間後まで維持）。眼の状態も問題はなく、これにて解放となりました。

レーシックを受けてみて

レーシックを受けてからちょうど1か月がたちましたが、今のところ不便や不具合は一切なく、本当に受けて良かったの一言です。
今まではかゆみや眠みを抑えるために目をこすってしまうことも多かったのですが、「こするとフラップがずれるかも」という恐怖心から目を触ることが減ったことも、付随効果の一つかなと。笑

術後2週間くらいはかなり目が乾燥する感じもありましたが、市販の目薬で十分気にならなくなるレベルですし、何よりコンタクトを付けていた時の不快感と比べたら全然平気。ハローグレアも私はあまり気になるタイミングはありません。

賛否両論ある施術であることは確かですし、将来視力戻りがない保障もないので賭けといえば賭けですが、十分に賭ける価値はあったな、と思います。
一個人の感想ですが、もし参考になればうれしいです。

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今年はきちんと確定申告で医療費控除しよ～っと。