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  • 【日記】うらがわちらり

  • 【つれづれ】魔法がとける22時

    9センチ以上のヒールの中から今日履く靴を選ぶ。 通勤電車の中で自分で自分に魔法をかける日々…。 その魔法がとけるのは22時。

最近の記事

この会社にいられるのは私がドMだからだ

今の会社が好きである。 けっこうな度合で、好きである。 人がけっこう抜けるし補充もできないし 長時間勤務もしようと思えばしほうだい(ただし強制ではない) 誰もがぎりぎりのところで踏ん張っていて だからあんまり全員でまとまりもってなんて言ってられず 一つの業務で完結していられるのなんて新卒くらい。 そんな会社である。 でも、 不器用さが好きだし ちぐはぐさが好きだし 未熟な感じがたまらない。 一緒に働く人たちだってよい人だ。 そして何より、この会社が大きくなっていく姿を想像

    • いつだって2番目の女

      今年はベッキーにはじまり、ファンモンのボーカル、元スマップなど不倫ニュースが定期的に流れてきている。 そして目下、毎週見逃せないと追っているのは「エアギター」で話題沸騰のたっきーと武井咲のドラマ「せいせいするほど愛してる」だ。 さらに先日、長い付き合いの友人から「実はね…」という暴露をされた。 「3年間、2番目なんだ、私」と。 ニュースを目にする度、ドラマを見る度、そんな話を身近な人にされる度、 胸がきゅっとなって、でも追ってしまわずにいられない。 それは、私も「2番目」

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      • 好きな場所

        東京が好き。 私はここで生きていきたい。ずっと。 東京にでて3年目くらいから、私はそう思うようになった。 絶対に暗くならない場所。 知らないだれかと近い距離で時間を共有できる街。 他人に興味がないくせに、周囲の人の動きに敏感な街。 生まれ育った田舎の景色を懐かしいと思うし、その中に戻るとほっとするけれど もうそこでは暮らせない。と帰る度に実感をする。 東京に帰ってくるとそれはそれでほっとするし、やはりここにいたいなと思う。 ごみごみしてて、険しい顔をした人が多くて、知

        • 「私は無条件に愛されてしかるべき存在」と思える強さ

          かわいがってもらえないなんてありえない! 愛情をかけてもらえないなんてありえない! そう豪語する人に出会ったとき、ただただ単純に、なんの感情もなく聞いてしまった。 どうして、そんなに愛されると思えるんだろう。 かわいがってもらえると思えるんだろう。 それも無条件に、である。 答えは、「当然でしょ」だった。 一瞬も間があかず、「そんなこと聞く意味が分からない」と。 私は愛されることが当たり前だもの。と。 世の中には、生きている限り私は愛されるべき存在で、かわいがられる

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        記事

          ヒール靴との出会い

          上京したての18の春過ぎ、こっそり良い雰囲気だった男の子に言われた言葉が衝撃だった。 「高いヒールの靴を履いてこそ、女性だよ」 そう、スニーカーしか持っていなかった高校時代をそのまま引っ張り、当時もスニーカーオンリー。 いかなる時にもスニーカー。もちろんデートですら。 いまであれば、なに言ってるのよ!スニーカーも女性はかわいく履きこなせるのよ、と言えるけれど、「これが東京!都会の男の子の総意なんだ!!!!」という感嘆の情とともに猛烈に恥ずかしさを抱いた記憶が

          ヒール靴との出会い

          魔法は22時にとけるように

          マガジンのタイトル【魔法がとける22時】。 以前書いていたブログのタイトル。 …そもそもなんで22時にしようと思ったんだっけ。 答えはシンプルだった。 22時には会社を出たい! なんならヒールを、スーツを脱いでいたい! さらに言うならお風呂に入っていたい! それが叶ったことはたぶんない。 社会人生活は片手じゃもちろん足りないくらいに重ねてきたけど、 一度も、叶えたことはない。 否、叶えようとしたことが、たぶん、ない。 でも、それじゃ壊れるなぁと思うこと

          魔法は22時にとけるように