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クロノ・サーカス            ★第1幕★             「広げた手の平、翳りゆく未来」

クロノ・サーカス 
第1幕
「広げた手のひら、翳りゆく未来」

(スミレ)
もう…再起不能だよ…恋するの…疲れちゃったよ…うう…。
…これで何度目…?...あり得ないでしょ…?あんなピンチに…女の子だけ残して逃げちゃうとか…ッ…!
あまりのショックと怒りで…チンピラ君にはひどいことをしてしまった…
軽くやっつけるつもりだったのに…フルボッコにしてしまった〜!はぅう…。
…もう無理…もう信じらんない…ッ…男の子なんて…みんなおんなじ…ッ
いざってゆう時には…逃げ出すのよ…!

サクラ「すーみれっ、続きは?」

スミレ (…ほんと無理…男の子なんて…男の子なんて…!)

サクラ「...すみれ?」

あたしの名前は、スミレ・メアリード。
只今、ここジパングのとあるハイスクールに留学中。
予定では華の高校生活を満喫してるはずだったんだけど…。
今のところ、恋人は部活動の「カラテ」っていう残念な女子高校生。

サクラ「お〜い、すみれっ!」

スミレ「はあ…」

サクラ「ねえってば!すみれ!聞いてる⁉︎」

スミレ「あっ…!サクラ…ゴメン、聞いてなかった…」

サクラ「はぁ…?あたし呼び出したのすみれでしょお?しっかりしてよネもう〜!」

スミレ「うん…ゴメン」

サクラ「で、もっかいあんたの話まとめると…今日で17歳になった、
んでんで、ようやく搭乗資格をゲットしたからの、、なんだっけ、、、
あの長ったらしい名前のハイテクマシンにライドオンしちゃいたい、ってわけね?」

スミレ「あ、うん…」

サクラ「で、何を見に行きたいんだっけ?」

スミレ「うん。…あたし…昔お母さんからよく聞かされたお話があるんだ…」

サクラ「へーどんな?」

スミレ「うん…お母さんとお父さんが…。…恋に落ちた時のお話…」

サクラ「ふーん…あたし別に両親の馴れ初めとかぜんぜん興味無しだけどナー」

スミレ「そうなんだ…?あたしは...ちょっと興味ある…」

サクラ「ふ〜ん」

スミレ「だって…その瞬間が無かったら、あたし今ここにいないもん…」

サクラ 「あー、まあね、そりゃ確かにそーだ」

スミレ「でね、そのエピソードがすごく憧れちゃうってゆうか…アニメみたいなお話なの」

サクラ「アニメか…ふむふむ」

スミレ「…うん、ほんと奇跡が起きたんだよ。その時。。」

サクラ「奇跡か…ドラマチックだね」

スミレ「うん…そう、それでお母さんね、その時お祭りに行ってたんだって」

サクラ「お祭りか。恋が動くシチュだね」

スミレ「うん。それでね...って!ああっ!そーじゃなくって!本題思いだした〜!」

サクラ「え、そこで中断フラグマジオコなんだけど!」

スミレ「サクラ…改めてお願い!」

サクラ「んにゃ?」

スミレ「...付き合ってくれない?」

サクラ「え〜//////ちょ!ガチ!?」

スミレ「…?じ、時空の旅、、だよ?」

サクラ「あ!ああ〜笑そっちか〜!いや...ちょっと心揺れたあたしもなきにしもなきしだけど…!
でもっ...あたしにはツバキがぁぁぁぁ//////////」

(スミレ)
彼女はツダ・サクラ。弓道部の主将でその腕前は全国クラス!
おまけに才色兼備なみんなの人気者!
こっちで出来た初めての友達にして、今ではなんでも話せる親友ッ♥
まあ...時々ちょっと雑なとこもあるけれど...笑

スミレ「サクラ…お願い!初めての時空旅行だし…一人じゃ心細いの…!だから…お願いっ!」

サクラ「うあー//////スミレ・スマイル来たー//////それ反則な//////その天使スマイル...ズッルイでしょおがぁぁぁ/////////」

スミレ「…ダメ…?」

サクラ「ちょ///////その顔目の前にしてどうやって断るのか教えて〜////////」

スミレ「サクラ...!」

サクラ「分かった分かった!付き合ってあげるし!」

スミレ「!…ありがとうサクラ〜!大好き〜!」

サクラ「ま、まあ親友として当然なアレな/////」

スミレ「サクラ…ほんっっっとかっこいい!男の子なんかよりも断然イケメン!」

サクラ「…スミレ…あんた…。こないだのこと…やっぱまだ…」

スミレ「!……サクラ、行こっ…」

サクラ「あっ、スミレ…ッ」

モニター越しから栗原ボタンの声『千本崎くんいる?休憩時間終わりよ〜。お〜い、千本崎ユリ〜応答せよ〜』

ユリ「はーい、千本崎ユリ、只今休憩より帰還です〜。

栗原ボタン『はい、お疲れ様』

ユリ「栗原管制官もお疲れ様です」

ボタン『ありがと。では引き続き、タイムナビゲーション宜しくネ』

ユリ「はーい。じゃあシステムチェック入りま〜す。…ふむふむ、計器異常なし、だな…よし、起動準備完了。さて…そろそろ時間だ。。」

その時、室外通路奥から何者かの足音が近づいてきた。

ユリ「お…、足音」(…早速搭乗客のおでましだ)

電子ドアの開閉音がする。

ツバキ「お〜…これが噂のタイムマシーンか…すごいなこれは…!」

ユリ「あ…」

ツバキ「ん?う〜む、、あのう、ちょっとお伺いしますが、オペレーターの方はどちらに?」

ユリ「あ…当システムのオペレーターは、僕になります…」

ツバキ「おいおい汗...冗談だろ?君はどう見たって若過ぎる。
こんな入り組んだ機械を君が操作するって言うのか?」

ユリ「はい…僕は一応、エンジニアでもありますから…」

ツバキ「ほう、なかなか手の込んだ芝居をするもんだな。
ん?名札まで作ったのか?なになに…千本崎、か」

ユリ「は、はい…」

ツバキ「変わった名前だな。面白い。だが本題に入ろう。
このシステムのオペレーターを大至急ここに呼んでくれ」

ユリ「で、ですから!僕がそのオペレーターなんです…!」

ツバキ「千本崎、、お前…コスプレが長じてここに忍びこんだんだろう?」

ユリ「あーもう!違うんです!これが僕の身分証明です!ほら見てくださいッ!」

ツバキ「…なるほど…これは…。うむ、納得だ。よし、では千本崎、打ち合わせに入ろうか」

ユリ「ちょ、ちょっと!切り替え早くないですか笑」

ツバキ「男子たるもの、切り替えは早く、が信条でな。おっと申し遅れたすまん。俺は伊達ツバキ。貴様は?」

ユリ「き、貴様って...笑あ、はい…僕は千本崎…と申します。このシステムのオペレーターです。よろしくお願いします」

ツバキ「よろしく、千本崎。では今回のミッションを説明する」

ユリ「ミ、ミッション笑...ま、まずは僕の説明から聴いてもらえませんか??」

ツバキ「ん?そうか?分かった。話してみるがいい」

ユリ「は、はい笑」

スミレ「ハーイ到着!ここに時空間転送システムがあるのか〜…!」

サクラ「んー…てか、これ大丈夫なんだよね?」

スミレ「え…大丈夫って…?」

サクラ「んー、いや、単純に初体験じゃんか?事故とかあり得ないのかな?」

スミレ「ま、まぁね…時間を飛び越えるなんて…ほんとに出来るのか不安だよネ…」

あたしとサクラは、恐る恐るその施設の入り口に足を踏み入れた。

「ヴィィン…」

ツバキ「だから...!日付けまで覚えてないと言っているだろう!なんとかならないのか?」

サクラ「え…ツバキ…?」

ユリ「いえ、ですから…。お客様による過去の日時、場所など、具体的なご希望を頂けませんと、
僕としてもオペレーションを実行出来ないんです…」

ツバキ「と、とにかく!俺とサクラはだな、ちょうど一年くらい前のこの時期に!交際をスタートさせたんだ」

ユリ「は、はい…」

ツバキ「その記念すべき最高の瞬間をだな、もう一度見たいんだよ!細かいことはそっちでリサーチ出来ないのか?」

サクラ「こ、こんにちはー…」

ツバキ「ん?」

サクラ「も〜ツバキ…///////立ち聞きするつもり…ちょっとしかなかったんだけど…/////」

ツバキ「サ、サクラ⁉︎」

サクラ「えっと…あたし達の記念日は、、6月2日の…16時。場所は、、繚蘭高校南校舎、3階渡り廊下だよ」

ユリ「それです。実に具体的」

ツバキ「お、お前…なんでここにいるんだ…⁉︎それにスミレ…お前まで…」

スミレ「こんにちは…ツバキ君」

ツバキ「最悪だ......!!スミレ…今のは忘れろッ!いいな…!?」

スミレ「ふふ。了解だよ、ツバキ君....!」

ツバキ「ぐっ…」

(スミレ)
彼はサクラのダーリン、伊達ツバキ君。
ちょっと変わってるけど、サクラと同じく武道の達人で、強豪剣道部の主将!
カップル揃ってめっちゃ強い!

ユリ「…ようこそおいでくださいました。ご搭乗されるお客様ですか?」

スミレ「あっ…ハイ」

ユリ「…。…失礼ですがお客様。当システムにご搭乗頂くには年齢制限がございまして…
満17歳以下のお客様には、搭乗をご遠慮していただいております」

スミレ「はい…」

ユリ「理由としては、自己統制未成熟の恐れによる搭乗後の精神崩壊および
著しい破滅思想などを未然に防ぐことが、目的としてございます」

サクラ「な、なんかちょっと緊張してきた。。」

スミレ「あ、あたしたち!二人とも17歳です…!」

ユリ「承知いたしました。では、ID認証を失礼します」

(スミレ)
その時、挙動不審なあたし達をスキャンするかのように、グリーンの光線が浴びせられた。

ユリ「…認証に成功しました。それでは早速ですが、行き先の時空をご指定下さい」

スミレ「ハイッ…ええっと、、今から20年前のオケムジーク、首都ヴェニス…時計塔広場、夕方でお願いします!」

ユリ「かしこまりました。では、出発の前に今一度、当システムについてご説明させていただきます」

スミレ「ハイっ」

ユリ「当システム、シンクロサイクロトロン・スピリチュアライザーの運行は、
あくまでもお客様が過ぎ去りし過去に、忘れられない場所で、想いを馳せることを目的として作られたもの。
…ですから、未来へは参りません。どうぞご了承くださいませ」

スミレ「分かりました…!」

サクラ「あーそーなんだ。未来行けないんだネ…てか名前なんだって?めっちゃ長くな?」

ツバキ「ああ、さっき俺も説明を受けたが、どうにも覚えられん」

ユリ「シンクロサイクロトロン・スピリチュアライザー、でございます。…他にご質問などよろしいですか?」

スミレ「はいっ…あの…!過去の誰かとおしゃべりしたり…ってゆうのは…」

ユリ「それにつきましては、世界時空保護法、最重要禁止事項に該当します」

スミレ「最重要…禁止事項…」

ユリ「はい。原則的に、こちらからの何らかの発言、行動による過去へのコンタクトは、
正常なる時空の営みにとって、多大なる影響を与えかねないものです」

サクラ「え…じゃあ、、ひょっとしてうちら、この装置から過去の景色を眺めるだけ?行動できないんだ?」

ユリ「はい。もし、仮に…行き着いたその過去で、何か突発的なトラブルをこちらが起こしてしまったとしましょう」

スミレ「トラブル…?」

ユリ「そうです。それが原因で未来が捻じ曲がり、あなたの誕生に由来する出来事に作用してしまった場合...」

スミレ「…その場合…?」

ユリ「あなた方の存在が、その場で失われる可能性があるということです」

サクラ「ちょ、シャレんなってないし…」

ユリ「しかしながらそれは、万に一つも起こり得ないこと。
この球体モニタリングルーム及びシステムは、最新テクノロジーにより設計された
安全極まりない乗り物にございます。どうぞご安心くださいませ」

スミレ「ハイ…分かりました…」

ユリ「他にご質問などありませんでしたら、どうぞご着席下さい」

ツバキ「おい、千本崎…」

ユリ「あ…!失礼致しました…!伊達様の受付が先行でしたね。時空経度は判明しましたが…いかがなさいますか?」

ツバキ「あ、あれは…キャンセルだ」

ユリ「…?かしこまりました…!ではこちらのお客様のリクエストへと移らせていただきますね」

ツバキ「そうしてくれ」

サクラ「ねえスミレ、座ろ?」

スミレ「…うん」

ユリ「…では改めまして、この度はご搭乗ありがとうございます。
この度、当システム運行及び、オペレーターを務めさせていただきます、千本崎と申します。
どうぞよろしくお願いいたします」

サクラ「ハイハイよろしくですー!あ!ちなみに千本崎さん、下のお名前なんですか?」

ユリ「ふふ。それもご質問に違いありませんが…」

スミレ「ちょっとサクラ…!」

サクラ「ん?まあまあまあ!リラックスして行こうよ〜!せっかくの時間旅行じゃん?」

スミレ「ん〜。…うん!それもそーだ!」

ユリ「致し方ありませんね。。ではお答えします。私の名前は…ユリと申します」

サクラ「ユ、ユリ君てゆうんだ…?ステキ!なんか…可憐な名前だね…!」

ツバキ「男のくせにユリだと...!?」

ユリ「お褒めいただき、ありがとうございます。この国では主に女性に用いられるお名前のようですね」

サクラ「そーそー笑だからびっくりー!」

ユリ「よく言われます。ですが、私の故郷では男性の名前として一般的なんですよ?」

スミレ「うん…あたしも、知り合いにその名前の男の子いたりする」

サクラ「え!スミレとユリ君てご近所生まれな訳!?」

スミレ「かもね…。あたしはオケムジーク…ユリ君は?」

ユリ「僕は…」

その時、不意にコンピューターから呼び出し音が響いた。

栗原ボタン『マスター・コントロール・ルームより業務連絡よ。
現在待機搭乗者多数につき、ルーム・アカウント千本崎、速やかにナビゲーションを遂行せよ』

ユリ「おっといけない。では皆さん、オペレーションに入らせていただきます!」

サクラ「ひょえ〜忙しい仕事なのね〜」

ユリ「はい。。。」

サクラ「じゃあユリ君、歳だけ教えて!」

ユリ「…分かりました。僕は17歳です」

サクラ「やっぱり〜/////だよね?なんかすっごい若く見えるってゆうか、同世代なんじゃないかなーって思ってたー!」

ユリ「…はい笑...奇遇なことに、この場に揃ったのは全員同い年でしたね」

サクラ「ねー!びっくり〜/////」

スミレ「ハイッ…あっ、じゃあ千本崎さん…は硬いから...ユリくん!そろそろ出発でお願いします…!」

ユリ「かしこまりました。クロノ・ドライブの途中、ご気分など優れないようでしたら速やかにお知らせくださいね」

サクラ「わっかりましたぁ!」

ツバキ「ちょっと待て」

サクラ「ツバキ?」

ユリ「これはこれは…伊達様、失礼致しました。退室されるのですね?」

ツバキ「馬鹿なことを言うな」

ユリ「...と、仰りますと…?」

ツバキ「ふん。どこの馬の骨ともわからん貴様に、サクラを任せるわけにはいかない、って意味だ」

ユリ「僕が…馬の骨…。クスクス。この国の言葉は、やはり面白いですね」

ツバキ「ふっ。掴み所のないやつだ。まあいい、これからどこにタイムスリップするのか分からんが、俺も同行させてもらおうか」

サクラ「ちょっと...ッ!ツバキッ...?」

ツバキ「スミレに聞こう、構わないか?」

スミレ「え…あ、うん…わかった。でもあんまり面白いものは見せられないと思うけど…」

ツバキ「決まりだ、千本崎。すぐに出してくれ」

ユリ「…承知いたしました。では参ります。…システム、オールクリア。エンジン出力、次元補正、ステルスモード異常無し。ピピッピピッ」

スミレ
ユリ君がコンピュータをせわしなく操作してゆく。
やがて、私たちのいる空間の照明がフェードダウンした。

サクラ「ね、スミレ…ユリ君この歳からお仕事なんて…すごいよねぇ」

スミレ「うん…」

ユリ「…お待たせしました。それでは皆様、快適な時空の旅をお楽しみ下さい」

サクラ「うわー…マジかー。。ガチ本番来たぁぁぁ…!」

スミレ「サクラ…ツバキ君…行くよ…!」

スミレ
こうしてあたしたち四人の時空旅行は、順調に幕を開けた…はずだった。
今思えば、あたしがこの時、わずかながら感じていた得体の知れない胸騒ぎは、
これから始まる未来崩壊への前触れだったのかもしれない。。

第2幕へ続く


登場キャラクター紹介

*スミレ・メアリード*
時潘倶(ジパング)国立繚蘭高校に留学中の17歳。度重なる男運の無さから男性不信に陥るが、ひょんな思いつきで友人サクラ、ツバキ、千本崎ユリを伴い、過去の両親に会いにゆくことに。

*千本崎ユリ*
時潘倶国立時空研究所に務める、若干17歳の秀才システム・オペレーター。

*津田サクラ*
繚蘭高校弓道部主将を務める、才色兼備だがちょっとマイペースな女の子。スミレとは大の仲良しで、良き理解者でもある。父親は世界的な和菓子職人。

*伊達ツバキ*
繚蘭高校剣道部主将を務める、不器用な熱血漢。鼻につく物言いと天然さのコントラストが特徴的。スミレとは、サクラを通じ交流がある。伊達豪剣流次期当主。

*ペンタス*
人々に悪夢を与え、その恐怖を糧にこの惑星エウロパで生きるナイトメア族の若き王。かつてエウロパが惑星分裂をする以前、ひと繋がりだったと言われる「アース」の復元を目論む悪の申し子。

*クレオメ*
ペンタスの恋人にして相棒。血気盛んなナイトメア族のナンバー2。魔人界には存在しない、時空間移動魔法を操る。

*栗原ボタン*
千本崎ユリの上司にして、時潘倶国立時空研究所のトップ。常に物腰柔らかだが、非常時には熱い一面を見せることも。

*冥王ムスカーリ*
エウロパの地底深くに存在する、地獄界を治める女王。ペンタスの野望に力を貸す、不気味な存在。時空王クロノスとは、恋人関係にあった。

*時空王クロノス*
惑星エウロパの全ての時空を管理する時空の王。定められた時空の流れを乱そうとするナイトメア達に常に目を光らせていたが、ある時、ペンタスとムスカーリの謀略により、深い闇の底の牢獄に封印されてしまう。

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