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海外志向エンジニア向けイベントinセブ参加記

先日、GAOGAO主催の「海外で働きたいエンジニア集合!初心者歓迎!セブ島で開発合宿 by NexSeed様 x GAOGAO」というイベントに参加しました。

このようなエンジニア向けイベントは人生初参加でした。
セブ在住者以外にも、バンコク、東京、香港など色々な場所から、海外に興味がある(or既に住んでいる)x プログラミング(初心者〜プロ) という属性の人が30人弱集まりました。

イベントプログラム

2日間の日程で、このようなプログラムでした。

両日とも、前半はLTでインプット、後半は個人の作業という感じでした。

バラエティに富んだLT

それぞれ異なるテーマでバラエティに富んだ、充実したLTでした。
一方通行の聴講スタイルでなく、都度聴衆からの質問やコメントを挟みながらインタラクティブに進みました。

まず1人目の水野さん(@mizuno_takaaki ) のLTは、「目的別ソフトウエア開発者海外生存戦略」というテーマでした。

「海外に住んでみたい」「外国人と働いてみたい」「海外で事業を立ち上げたい」「今後生き残りたい」など、海外でエンジニアとして働く場合の目的を挙げ、それぞれの目的をどのように達成すればいいのか、必要となる能力や実現方法をお話されていました。

中国企業や日本企業での多国籍なチームのマネジメント、シンガポールでの独立など、ご自身の経験を元に話をされていて、聴いていて引き込まれました。

なおご自身は「今後生き残る」ことをテーマに、これまで様々な経験を積まれてきたということです。

2人目は、フリーランスエンジニアのとださん(@cohki0305 ) による「ワガママを支える技術」でした。

とださんはTwitterやブログ、Youtubeで積極的にプログラミングの勉強方法などについて情報発信をされていて、エンジニア業だけでなくインフルエンサーとしても活躍されていますが、このLTはひとことで言うと「とださんの作り方」というような内容でした。日々勉強と実践を積み重ねてスキルを身につけてきたことが分かりました。

このLTはとださんのYoutubeでもアップされているので、ぜひ見てみてください。

2日目のLTはまずこのイベントのゴールドスポンサー、アクセンチュアセブ(@AccentureJobsPH ) の方からスタートしました。

人事の方からは同社での求人情報について、エンジニアの方からはフィリピン人と働くことについてお話されていました。同社は現在急拡大中で、日本人を絶賛採用中(募集ポジションは、(1) ブリッジSE (2) IT インフラブリッジSE (3) IT オペレーター兼日本とフィリピンの橋渡し役 (4) 翻訳者)とのことです。
同社でキャリアを積めば同社の他国拠点(日本をはじめとするその他の国)への転籍も可能ということでした。

エンジニアの方の話を聞いていて、フィリピン人と働くのはタイ人と働く場合に共通する部分もありつつ、なかなかタフそうだなと思いました。フィリピンの人は明るい性格(個人的にタイ人より明るいと思う)なので楽しい場面も多そうですが。。。

次はGAOGAOのTejiさん(@tejitak ) による「東南アジアで活躍し始める日本人エンジニア」でした。

Tejiさん自身の東南アジアでの起業を通して気づいた企業側/エンジニア側の変化や事業フェーズ別の効率的なエンジニアの採用手段、海外在住日本人エンジニアコミュニティの現状など、海外 x 日本人エンジニアのニーズ という観点でのお話でした。

次は、セブで事業を展開されているteshiさん(@atsuhio ) さんによる「自分のサービスで生きていく - アイデアの見つけ方と育て方」でした。

↑特にこのスライドはかなり好感を持ちました笑

teshiさん自身でプログラミング勉強⇨サービス開発 をされた経験から、サービス案出しやスケールさせるコツなど、実践的なお話をされていました。これから自分でサービスを作りたい人にとって、とても有益な内容だったと思います。

最後に飛び込みLTということで、とあるプロダクト開発中の方がサービス概要を発表されていました。参加者から質問やアドバイスが活発に出ていて、プロダクト開発相談会のようになっていました。

もくもく作業⇨成果発表会

両日とも、LTのあとは個人作業で、2日目の最後に成果発表会でした。

↑もくもく時間はおやつ(特大ピザ)も登場

成果発表は挙手制でひとり数分の持ち時間でしたが、色々なアウトプットがありました。

・自動でコードが生成されるプログラム作成
・Bot作成
・WPのアップデート
・コンテンツ作成
などなど・・・

自分も開発中のWebアプリについて紹介しました。

交流会

イベント中は話が出来なかった人も居ましたが、交流会では、セブ事情、バンコク事情、香港事情などなど、その人が住んでいる場所の暮らしについてや勉強方法など、色々な話が出来ました。

↑フィリピン料理はワイルドでした笑(料理の大きさを表現するためにライターと並べた写真)

ツイッタラーとの繋がり

このようなツイートもしましたが、

参加者の大多数がTwitterをやっていて、別れ際に「またTwitterで」という挨拶が自然と出てきました。住んでいる場所はバラバラですが、別れ際がそんなに寂しくないというか、共通の興味関心で繋がっている、ということを感じました。

まとめ

LT以外の時間は、プロダクト開発や海外でのキャリア戦略についての議論や、上級エンジニアの方から初心者へのプログラミングのアドバイスなど、活発なやり取りが多く見られました。

参加者の半分以上はセブ以外から飛行機で来ていて、モチベーションが高い人が必然的に集まったのが、活発なやり取りを生んだ大きな要因になったと思います。

最初このイベント告知を見かけたときは、面白そうだなと思いましたが、自分はプログラミング初心者の中の初心者だし、迷惑というか足手まといになりそうだから参加はやめておこうかな、と一瞬思いましたが、色々なインプットを得られたので、参加してよかったです。

特にプログラミング初心者だと、このようなエンジニアの方が集まるイベントへの参加を躊躇しがちと思いますが、「初心者歓迎」と書いてあるものは、積極的に参加した方が良いと思いました。

教材の購入、または自宅で飲むビール購入に使わせて頂きます。