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タイ・バンコクで現地採用 - 就職活動~内定まで

バンコクで現地採用として働き出して5年弱が経ちました。あっという間に時間が過ぎたなーという感覚ですが、この5年という間は、色々な出来事や心境の変化の積み重ねでもあります。

このままぼーっと過ごしているだけでは記憶が薄くなりもったいないなーと思ったので、自分のため、またバンコクやその他の都市、国でこれから就職することを検討している方に何か参考になる部分があればと考え、これまでを振り返り、数回に分けて色々と書き残しておこうと思います。

バンコク転職活動までの経緯

今回はまずバンコクで働くまでに至った経緯を振り返ろうと思います。

新卒で入った会社での仕事がなかなかにぬるい環境で「このままでは今後生き延びるためのスキルが身につかない」と危機感を覚え(本当は入社前に気付けるのが良いですが、、、)入社早々で転職を視野に活動し始めました。

その会社に何年か居れば、異動があり別の仕事も出来るのかな、とは思いましたが、会社の上司や先輩を見ていても、ぼんやりした人が多く、長く居たいとは思いませんでした。

当時英語を使う職場でしたが、英語は使わなくなると忘れてしまいそうなので、転職先でも英語を使う環境が良いなと思いましたが、第二新卒で大した職歴もない人がまともな仕事(=ルーチン仕事だけでなく自分で頭を使うクリエイティブな仕事)をさせてもらえて、しかも英語を使う環境、というのはなかなか無いだろうなーと思いました。

ネットで色々と情報を漁っていたところ、もりぞおさんという方の海外就職ブログを発見し、読み漁りました。

もりぞおさんについて説明するのは今更感満載かもしれませんが、念のため説明すると、ご自身で2011年頃東南アジアで転職活動を経験されていて、その経験を元に積極的にtwitterやブログ等で情報発信をされていた方です。最近は分かりませんが、特に2012~2013年頃アジア就職活動をしていた方の間では有名な方ではないでしょうか。

本も出されていたので購入。

この本には当時経済成長著しいと言われていたアジア各国の概況、街の様子、物価や現地での生活費、その国ですでに働いている日本人のインタビューなど色々な情報が載っていて、「アジア転職とは何なのか」という基本的な概要から具体的な現地での生活について、丁寧に書かれていました。

もりぞおさんのブログや前述の本で特に印象に残り同感した(と言うかそれに乗りたいと思った)部分は、ざっくりとですが以下の内容です。

・今後、世界のグローバル化により「異文化の中で働ける能力」や「国に関係なく自分のスキルを発揮できる能力」があると有利
・アジアを中心とした新興国では、現地に進出している日系企業が多くあり、そこで働く日本人の人材の需要が増えつつある

そこで、アジア海外就職は私の思惑と一致すると確信しました。

・英語を使う環境
・異文化の中で働く環境(自分のキャリアの今後の差別化要因)
・日本人の需要がある

これだ!と思いアジア転職を決心しました。
あとは当時自分は独身で親も健康、背負うものが何もない状態だったのも後押ししました。「経験の出稼ぎ」くらいの感覚。

決めたらあとは早いです。

転職活動スタート

海外での転職活動なんて未経験で、身近に経験者も居ないし、何をどうすればいいか分かりませんでした。

なので海外就職の支援をしているGJJ海外就職デスクさんのお世話になることにして、本格的にアジア転職活動をスタートさせました。

GJJでは、個別カウンセリングや書類(履歴書/英文履歴書/職務履歴書)の添削、各国の求人情報の紹介など、海外就職に必要な様々なサポートを受けました。

書類はなんだかんだ4ヶ月くらいの間、月2〜3回のペースで添削をしてもらってやっと完成したと記憶しています。

特に印象に残っているのが、GJJ主催のアジア就職合同説明会です。

シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、インド、フィリピン、香港、中国など、各国の人材エージェントが集まり、その国の求人状況やその国で働くことについて、個別に話を聞くことが出来ました。

ひとりで来ている人が多かったですが、中には夫婦でアジア転職を考えてます、って人も居ました。

物価や治安、住環境等を考慮した結果、バンコクが一番生活しやすそうだったので、転職先はバンコクにすることにしました。(バンコクには4泊くらいの旅行で一度来たことがあるくらいでしたが)

面接は現地で

面接に至るまでは以下の流れでした。

GJJからバンコクの求人を紹介してもらう→興味のあるポジションを選んで応募してもらう→書類で通った場合面接のアポ→面接

面接のために2週間くらいバンコクに滞在することにしていたので、面接のアポはその間に集中して入れてもらいました。

現地でなくSkypeで面接をする方も居ると思いますが、自分は現地で正解だったと思います。会社内や会社周辺の雰囲気、駅からの距離感なんかが分かった方が、会社を決める上で役立つと思います。

ちなみに私は心配性なので、当日迷って遅刻しないため、前日にはその会社の入り口まで行ってみたりしてました。笑

こうして無事、面接、内定を経て、バンコクでの生活がスタートしました。

(つづく)




教材の購入、または自宅で飲むビール購入に使わせて頂きます。