SNSをやめた


SNSの合間に暮らしている……?

 SNSをしているとき、SNSをするなんて、なんて時間の無駄なんだ!って思いながら目が離せない。
 『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著)にもあった通り、依存性が高い。高すぎる。

 SNS(私は主にTwitter 現X・Instagramに生息)を見る合間に顔を洗ったり、通勤したり、仕事をしたり、お昼を食べたり、帰ってくる……そう、人生の主体がSNSの確認になってしまって、部屋はぐちゃぐちゃ、コミュニケーションも適当、そんな感じの日々が続いていた。
 別にSNS確認しなくたって死なないはずなのに、確認して今現在のトレンドについていきたいとか、世間の情勢を知っていたいとか、そんなことを考えて(考えてない)思考停止状態でずっとスクロールスクロールスクロールしていた。

 で、ある時こちらを見た。

どストレートにQuit social mediaという題名のTED Talksだ。
英語の勉強もしているのでまず英語→英語字幕あり→日本語字幕で見た。

そもそもSNSをやっていない人が存在する

 このTED talksの話者はFacebookへの嫉妬から(笑)、SNSをいまだにやっていないという。それでもひょんなことからTed talksで話すことになったし、なんならDeep Workという本まで出してベストセラーになったというではないか……
 
 Quit(辞める)どころか、始めてもいない。
 それでも生きていけるんだ
 むしろDeep Workという本を出すまでに至っている
 何度も言われているようであるが、無料でできるSNSにおいて商品として消費されているのは私である、ということを強く再確認。

ということで、何故だか元気が湧いてきて……

やめました、SNS。

大抵こういうことを書くと後々後悔するんだろうけど、どうだろう。
現時点で本を読み漁り、翻訳をし、本を読み漁り、文章を書き、日記を書き、部屋を掃除し、人に会いにいき、
すごく自分の人生を生きているって感じがするんですよ。

SNSってすごく短い情報の洪水。その時その時で情報が異なり、そして何の情報を得たのか、得ているのか、何も覚えてないんですよね。
切り替わりが激しすぎて。
脳の疲れもだいぶ変わりました。

今、これをしていることに全力投球できるようにもなりました。
前だったら、タイムラインの移り変わりが気になったでしょうし。

さあいつまで続くかな、と言いたいところですが、いつまででも続けたい。

自分の人生を楽しみたい。受動的でなく、能動的に。
能動的に動くには、受動的すぎるSNS(確かに発信もするけれど、用意されたものの中でというのは能動的な受動でしかない)を辞める必要性があると感じました。

本をたくさん読めて、充実しています。


この記事が参加している募集

新生活をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?