【VRChat】Valve Indexを購入したので速攻インプレッション

初投稿です。
前回まではMetaQuest2を使いながら初心者なりにあれやこれやと書いていましたが、今回はハイエンドHMDの一つであるValve Indexを手に入れたので、これについて購入直後のちょっと使っただけのファーストインプレッションをメモしておこうと思います。

何かの機会に在庫が復活してまた10万で販売されたり、16万ちょいだけど買っちゃうぜ!という方が現れた際の参考になればいいなと思います。ならんか。

Valve Index

クソデカくて笑う。Valveらしく、コンパニオンキューブなどが散見される特徴的な箱に詰まっています。ミドルタワーのPCケース並みにでかい箱ですので、すっげぇ邪魔になると思いますが、何らかの理由で返品・交換をする際に利用する可能性があるのですぐに捨てるのは本当にオススメできません。また、新しいHMDを手に入れた際にメルカリに流すとかで使うかもしれないので保管できるなら保管しておいた方がいいと思います。安くないですし。

梱包

とても分かりやすかったです。
2段構成になっていて、上段は中央にHMDと(確か)左右にコントローラー。下段にはベースステーション関連が入っていました。
この際、利用するケーブルやACアダプタもそれぞれの構成品の近くに箱詰めされていたので、順番に作業することでどのケーブルがどれに使うものかきちんと把握したうえでセットアップできます。間違っても全部一気に出さない方がいいと思いました。

取り出し~装着

やっぱちょっと重い!というのが手に持った時の感想。
Quest2は大体リンゴ1.5個分程度の重さ(503g)ですが、Indexはリンゴ2.5個分に相当する重さです(748g)
また、本体から転び出る(まろ-で-)とっても長い太さ約6㎜のケーブルがあるので、余計に重く感じることでしょう。
が、被ってみると印象は一変しました。というのも、重量バランスがとても優れていて、クッションの類も質がいいので、重量が綺麗に分散されてくれるからです。素敵ポイント1です。

コントローラー

Index最大の特徴ともいえるであろう、コントローラーの話に触れていきましょう。
このコントローラーはグリップ部分に87ものセンサーが搭載されていて、何指でどのくらい強く握っているのかというのを認識することができます。5本の指すべてを動かすことができるのです。
対応しているゲームにおいてはVRの没入感の一助となっており、また、VRChatにおいて中指を立てることさえも可能です(冗談の範囲で中指を立ててね)
グリップのセンシングの為でもあるのでしょうが、手の甲側へバンドを掛けることによってコントローラーが手から落ちないようになっているので、握り続ける必要がないのも素敵ポイント2くらいあると思います。
一方でQuest2のコントローラーと比べて明らかに感じるデメリットもあります。2つくらいあります。
1つは充電式バッテリーであること。Quest2は乾電池式なので、エネループを4本用意してサイクルすればまぁまず問題ありませんでしたが、IndexコントローラーはUSB-Cで充電する必要があります。また、連続使用時間も7時間程度です。一方でQuest2は(標準的なアルカリ乾電池で)20時間程度連続して使用することができます。ノンストップで充電を気にせず使える。そういう強みがQuest2にはあるんです。
2つめはすぐに手放せないこと。バンドで固定されてしまうので、VRしながら酒飲む!とかには向かないかも。僕ならQuest2とか手軽な装備でVR飲みに挑みます。

HMD使用感

さて、先ほどは重さだけに触れましたが使い心地についても言及していきます。
Quest2は意外と高解像度で、片目1832x1920もの解像度を誇ります。
Indexは片目1440x1600なので、初めて電源を投入した際はドットっぽさを明確に感じました。
VRChatでわたしが入り浸るJPTutorialでもスカイボックスに明確な違いを感じられました。
とはいえ、文字なんかはどうにもIndexの方が見やすいです。リフレッシュレートが高く滑らかな映像だからかもしれません。

一方視野角はQuest2が100度程度に対してIndexは130度もあるので、視界良好!といった感じです。

また液晶についてはどちらも液晶です。LCD。

そして、HMD側の大きな特徴の一つである、オフイヤースピーカーは大変出来が良いと感じています。家族が同居しているので音漏れを心配していたのですが、指向性がかなり高いスピーカーのようで音漏れの心配はあまりないと感じました。それでいて音もずいぶんきれいに聞こえます。素敵ポイント3です。
形状から言ってVR睡眠とかにはあまり向かない(寝返りが打てない)とかあるとは思いますが、がんばって取り外したり、イヤホンをつなぐこと自体は可能みたいです。取り外す場合は自己責任で。

転び出るケーブルについてはもう最悪です。あまり考えていませんでしたが、天井に突っ張り棒を巡らせて天吊りすることも考えています。
一応、Indexのコントローラーが使いたいという程度であればWatchmanドングルやIndexをつないだままQuest2を接続してあげることでキメラスタイルができるそうなので、無線VRの全能感が欲しい人はそれもアリだと思います。わたしも1度試したいとは思っている…

トラッカーも買ったよ

3つ買ったので6点トラッキングに対応しました。
トラッカーの役割管理とかはもうちょっとこう、一つ一つの個体を識別しやすくするための工夫が欲しいなといったところ。これは多分ViveTrackerに限った話ではないんですけど。一般的な例だとマスキングテープ貼るとかベルトなどの固定具側で分かりやすくする感じですかね。ぼくはめんどうくさがりなのでSteamVRのデバイス設定画面を出して電源を切ったり入れたりして判別しています。こいつ馬鹿かも。

ベースステーション

書き忘れていた。
ちょっと音がする、と事前情報で聞いていたのですが、本当にちょっと音がします。中にモーターが入っているので。
個体や各々使用者の聴力によっては音を大きく感じるケースもあるようです。僕は大丈夫だった。
このベースステーションですが、何らかの方法でコンセントからの電源供給を遮断することもできるようにした方がいいです。コンセントにつないでいるとき、モーターが稼働し続けるそうなので。
わたしはスマート家電環境があるのでスマートコンセントで対応しようかなと思っているよ!

総括

高いだけあって全体的に満足度が高かった。
何より指が一つ一つ動かせるのは満足度が高かったです。
ついでに6点フルトラになったわけなのですが、思ったより没入感すごいです…。自分の体勢とアバターの体勢が一致するおかげでVRである意識が下がってしまっているのか、コントローラーとHMDをこつんとぶつけてしまうことが若干増えました。いや、ほんとに。気を付けないといけない。急にセール情報が流れきて予定なく買ったので金遣いも気を付けないといけない。でもオタク君は趣味にしか金使わないから関係ねえか!

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