【VRChat】VCCはコワクナイ

初投稿です。
VCCについてみたこともないけどとりあえずわからんので怖がってる人がたくさんいると思ったので、とっつきやすくしたくて記事を書いてみました。
誰かの助けになればいいなって思います。(小並感)

VCCってなんやねん!

VCCとはVRChat Creator Companionの略で、従来からアバターやワールドのアップロード・改変などで利用していたUnityを起動するためのランチャーです。

VCCの機能

Unityを起動するためのランチャーといえば、従来はUnityHubを使用していました。
ですが、UnityHubではなくVCCを使う理由とはいったいなんなのか。
これがわからないから皆さん移行を渋っている部分があるとも思います。
VCCの基本的な機能は2つあります。
一つは「Unity/VRCSDKのバージョンを適切に自動選択」することです。
VRCはUnityのバージョンはいくつを使え、とかVRCSDKはバージョンがこれじゃないとダメなんやで、というのがあります。そういうことです。

2つ目は「VPMによるアセットのバージョン管理」です。
VPMってなんじゃい!

VPM

VPMはVRChatPackageManagerの略です。
従来、専ら.unitypackage形式で配布されていたアセット群ですが、VPMに対応することでこれらがVCCによってバージョン管理することができるようになります。
VPM形式のメリットはエディタ拡張など複数のプロジェクトに組み込みたいツールや定番アセット等をVCCで管理し、新規プロジェクトなどでも勝手にインポートしてくれるようになることです。
なお、実際に編集画面で動くものはUnityですから、従来の.unitypackageも基本的には使えます。(ただしTwitter等でもよく見かける通り、従来の.unitypackageでインポートするアセット等がVCCでプロジェクトのディレクトリ構造などが変わった影響等でエラーを吐く場合があります。これがVCC移行を妨げている)

VCCになって実際の操作は何か変わるの?

ほとんど変わりません。
先述したように実際に動いているUnityは同じです。
変わった(変わっていく)のはBoothなどで販売されているアセットの配布方法や、それに伴う旧型のプログラムが動かなくなるといった部分です。

したがって、よほどがちがちな改変を施している方やワールド製作者の方でなければ臆せず移行しましょう。

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