女子大生がプログラミングを始めようと思った話

みなさん初めまして。momoです。このページを開いてくれた方、ありがとうございます。twitterには「プログラミング勉強中」とでかでかと書いていますが、私のことをただの女子大生だと思っている方が多いと思います。まあ、間違いではないです。正真正銘どこにでもいるただの女子大生なので。それならアカウント名を「momo@女子大生」にしろって話ですよね。すみません。

こんな私ですがプログラミングの勉強はちゃんと意図があって始めました。今回はその理由をみなさまにお伝えします。私の人生さらけ出すのでお付き合いください。


男はヒモでいい。私が稼ぐから。

私の仕事に対する価値観を一言で表しました(笑)パワーワードですね。

私の実家が裕福ではないことと兄妹(兄と姉がいます)がマイペースなことが理由で、幼少期から「私が支えられる大人にならなければ!」と謎の責任感を背負って生きてきました。また父親と母親の関係も崩壊していることから、「男が稼いで女は家事」(最近は共働きの方が当たり前かな?)みたいな概念が生まれつき持てませんでした。

そんな少女時代を過ごすと、お金に対する執着がそれはそれはもう、大きくなりまして。周りの女の子が「結婚したい」「仕事したくない」って言ってる隣で、「稼ぐぞおおおおおおおおおおお」と一人意気込んでいました。


稼ぐことを目標にした人生設計

いい仕事に就くためにはいい大学に行きなさい」母は兄妹の中で唯一頭のよかった私に期待していたのでいつもこう言ってきました。母のことは大好きだったし、勉強を苦に思うこともなかったので、いい大学に入るために中高は優秀な学生でいました。

高校生の頃に、海外で仕事をした経験のある英語の先生に出会い、彼女に感化され(彼女は超絶セレブだった)留学を決意しました。一年間の留学期間に相当勉強をしたので高校2年でTOEICは800点を超えました。完全に人生のロールモデルがその英語の先生に設定されていました。彼女は教師になる前、NYの某証券会社で勤めていたので、私も大学の専攻は経営学にし、就職先も証券会社にしようと心に決めていました。


早期に終わった就職活動

稼ぐことへの意識が高かった私は、大学3年生の5月に就職活動を始め、夏に今の内定先の企業に出会い、冬に内定が決まりました。周りの友達の中ではありえないくらい早いフローで内定を勝ち取りました。内定先は大手の製造メーカーの総合職です。(証券会社ちゃうやん??なんでなん??って思った方スルーしてくださいwまた機会があれば就活の話も記事にします)「内定キターーー!!」と思ったのも束の間、、、このままでいいのか???と私は安心感よりも不安感でいっぱいでした。


大手に務める未来があっても将来が不安になった理由

 国内最大級のトヨタ自動車による終身雇用廃止のニュース

2 自分はなんの変哲もないただの女子大生

もともと起業に興味があった私は、会社に依存する気はこれっぽっちもなかったので1つ目の不安より2つ目の不安が大きかったです。大手に内定をもらったことで自分がただのOLにしかなれない未来が想像できてしまい不安になりました。

単純思考の私はすぐに「じゃあ何か自分だけのスキル磨けばよくね?」と思いました。どんなスキルにしようと考えたとき、今の自分にないスキルを考えることが難しかったので、今の自分の武器をまず考えてみました。

・TOEIC800点以上の英語力 

・鬼のコミュ力

以上、、、、。チーーーーン。なぜ私なんかが内定いただけたのかわかりません。私のようにそこそこ英語ができて世間的に良い大学にいる学生は多いです。自分の強みはやはりコミュ力なのかと思いましたが、ここには一つ大きな欠点があることをすでに自覚済みでした。欠点とは、、、

、、、論理的思考力の無さです。

昔から感情で話したり、言語化が苦手でジェスチャーで話したり、、。このせいで困ったことが多々ありました。そこで「論理的思考能力の高め方」を調べたところ「プログラミング学習」にたどり着いたのです。(急にw)


自分の肩書きを増やして希少価値を高める

プログラミングに興味をもった私。「文系卒だし未経験だし大丈夫かな、、、。そもそも今から勉強なんて現実的な話なんかな?」その時背中を押してくれたのがホリエモンの書籍『多動力』です。

3つの肩書きを持てばあなたの価値は1万倍になる。あなたの代わりがいる限り、あなたの価値は上がらない。複数の肩書きを掛け算し、レアな存在になろう。仕事を掛け算するとき、似通ったワラジ同士より遠く離れたワラジを掛け合わせたほうが、その希少性は高まる。”

「ふむふむ、、、。これはこれまでの自分と全く関係のないプログラミングスキルを磨き上げるのは自分にとって相当価値があるぞ。徹底的に磨いたら、「営業マン×英語×プログラマ」になれる!しかもラッキーなことに私は女に生まれたので、女性プログラマってだけで希少価値高めじゃない??」

こうしてついに勉強することにしました。


ライバル視している幼馴染の存在

最後にこれはプログラミング学習の理由としては、大変私情を挟んでいるので書くか迷いましたが自分の理由として大切なので書くことにしました。

私には幼い頃から切磋琢磨してきた幼馴染がいます。彼は現在、地方国立大の工学部でプログラミングを学習中のエリート街道をぶち進む理系男子です。幼い頃から何かあれば勝負をし、私が生徒会長になれば彼は副会長になるといったほどにはライバルであり同志でもあります。大学に入学後、近況報告はしつつも学習分野が違っていたので特にライバル視することはなくなっていました。

ある日彼が突然「留学する」と言いました。(待て待て待て英語はちゃう、それわいの得意なやつや。あんたは手だしたらあかんねん。と思いました)彼は続けて「俺はただ技術者になる未来じゃちゃうねん。英語もできてコミュ力も高めていかなあかんねん理系で全然ちゃうからこそやるねん。」と言いました。

彼は一人先に自分の希少価値を高めるために動き始めたのです。英語という自分の得意分野に手を出されてしまった私。

もうおわかりですよね(^^)負けず嫌いな私の単純思考の結末を。

彼の得意分野であるプログラミングを自分のスキルにしてやることを心に決めました。すごいですね、ライバルの存在って。


希少な人材になりたい一心

こんな感じでプログラミングを始めました。実際に内定先の人事の方には、「技術者の気持ちがわかって営業できる人材は本当に少ないので、頑張ってくれれば重宝しますね」と言っていただけました。ありがたいことに現在はプログラミングスクールにも通わせてもらい、お勉強も続いています。パソコンの操作もままならない私ですが、自分が苦手だと感じるたびに、ここを頑張れば自分の希少価値が高まると思えてモチベになっています。自分でも勉強の先に何があるか今は想像もつきませんが、きっと良い化学反応が起きて希少な人材になる未来を信じています。


女子大生がプログラミング勉強中?と思っていた方に、少しでも私のことを知っていただけたのであれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。













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