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【雑記】葬送のフリーレン:第118話感想 / 追記アリ

うううううううううううう。
うううううううううううう。

自分は葬送のフリーレンを単行本で追ってる派の人間なので、5ヵ月くらい前のストーリーをようやく見ることができたわけなのですが、その、この話は…ヤバい…。

やられてしまいました。
これはだめだ。
書いて発散するしかない。

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以降ネタバレ含みます
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あの!幻影の結婚式って時点で「やってんなぁ!!」ってクソでかい声出しそうになりましたけど!

自我を保ったままキス待ちするフリーレンはダメでしょ!!ダメダメ!!破壊力がおかしい!!ドラゴンボールのビルスの破壊レベルだってあれは!!

いや、もしかしたらヒンメルの指が唇に当たるまでは本当に自我がなかった可能性もあるかもしれない。でもねぇ、どちらにしても、あれは「委ねてしまっても構わない」という気持ちがどうしても見え隠れしてしまっている。ぐおお、だめだ、言語化しようとすると3000文字くらいになりそうだこれは。

そして我らがエクセレントジェントルメンのヒンメル様、それを指で止める仕草がああああああああああああああ。
なにあれえええええええええええええ。
こんなシチュエーションでなんでそんなにジェントルメンで居られるんだヒンメルううううううううううううう。

分かってるさ、悲しい幻想だと、これは現実でも恐らく叶わない景色だと理解しているんでしょヒンメルは。だから全然動じてないんだよ。精神年齢5000歳でしょヒンメル。いったいどうすればその領域の精神に到達するんだよ。

そして13巻の11ページ5コマ目ですよ。

ヒンメルに全幅の信頼を寄せる現代のフリーレン、そして未来のフリーレンに気づき体を任せる過去のヒンメル。
フリーレンが手を添え、ヒンメルは剣を持つ。そんな単なる戦闘の1コマと認識させられるようなあの一コマですけど。

あれ、心を重ねた共同作業ですよ。
物語がこの後どう転ぶかはわからないけど、この時点ではもしかしたら最初で最後になるかもしれない、真に心を重ねた共同作業ですよ。入刀するのはケーキじゃなくて魔族だけど。

あの二人の、お互いの信頼度は、時を超えて巡り遇った事によって完全MAX同士になってるわけじゃないですか。

美しい…。

あのコマは、絵画にしてほしい。
あのコマには、過去のヒンメルがフリーレンに抱いていたものと、旅路を経て理解を深めたフリーレンの、ヒンメルに対する感情が集約されている。

背景は、単なる森だ。結婚式場じゃない。
服装は、いつも通りの二人だ。着飾ってなどいない。
コマの大きさだって普通だ。見開きでもなんでもない。
だからこそ、あのコマはすごい。
あのコマだけで情報量が大洪水を起こしている。
それを紐解くには12巻までの全ての物語も引っ提げなければ説明ができないくらいの情報量が詰まっている。ワイにそれを任せたら20,000文字はいくぞ??



いやー、面白いコンセプトの異世界モノっていう程度の認識で1巻を購入したあの頃が懐かしい。ここまで心を震わせる作品になるなんて思いもしなかった。

引き続き、葬送のフリーレンは全力で追いかけていきたいと思う所存です。ちなみに私の推しはヒンメルです。今後ともよろしくお願いいたします。


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5/18:追記

実はやらかしてました。

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