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どついたろか自分

初めて経験したいわゆる大失恋からまる3年という月日が経過していることに、面倒くさすぎる夜中の洗い物を終えたタイミングで気が付いた。
どれだけ胸をときめかせ、またどれだけ涙したか知れない。
それなのにある程度時間が経ってしまうと記憶からは「ああそんな人もいたか」と、皿についた泡と同じように見事にスルスルと流れていく。
そんなことは何も、別に不思議でもなく至って自然なこと。
だけれど私は、あと何回その人を思い出して切なくなれば気が済むのだろう。

と、3,4日前にいかにも良い感じに美化してつぶやくだけつぶやき上げずにいた喜多川ですがね。
どうもどうもこんばんは。

ついさっきファミレスで店員の方のあまりの接客のひどさに人知れずキレるということがあって。
ええ、本当に恥ずかしく情けないことですけれどもね。
まあ怒鳴ったり物にあたるなんていう一般的なキレ方はしていないとはいえ。
そういうところやぞと、そういう風に短気で感情の波が激しいから振られたんやぞと我に返った訳であります。
それはもう、ただただ振られただけの過去を美化なんぞした自分を「おいお前な」とどつき回したくなったのでここに葬ります。
また素知らぬ顔でいとも簡単に蘇るのでしょうけど。

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